ファッション

「プチプラブランドこそ定番アイテムを」おしゃれ賢者に学ぶ、”賞味期限”が長い服の選び方と買い物術

パーソナルスタイリストの杉山律子さん
流行りを追いかけて服を買うと、その服の“賞味期限“は短いという。スタイリストの杉山律子さんが解説(Ph/黒石あみ)
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ファッションにトレンドはつきものですが、流行ばかり追いかけていると服の”賞味期限”が短くなるのがデメリット。すごく気に入って購入した服も、「今年着るのは恥ずかしい」なんてことになったらもったない! そこで長く活用できる服の選び方とリーズナブルに購入するテクニックをパーソナルスタイリストの杉山律子さんに教えてもらいました。

脇役に徹するアイテムほど”賞味期限”が長くなる

以前から何度もお伝えしているように、結局のところ脇役に徹する地味な服こそ”賞味期限”が長い服です、と杉山さんは言います。

「おさらいすると色は白、黒、紺、グレー、ベージュ、トープ、カーキ、チャコールグレーなどのベーシックカラー。ボトムスはテーパードパンツ、ワイドパンツ、長めのタイトスカートなど。トップスはボートネックやクルーネック(丸首)、Vネックのカットソーやニット、襟の小さなシャツなどです。

飾りのついていないシンプルなものほど服の”賞味期限”は長くなります」(杉山さん・以下同)

セールやアウトレットで質のいい脇役アイテムを安く手にいれる

長く着られる脇役アイテムこそ質のいいものを選びたいものですが、シンプルなものだけに安く手に入れたいと思う人も多いはず。

「シンプルな服は定価だとなかなか買う気が起こらないものなので、セールやアウトレットを活用するのがおすすめで、中には9割引で手に入ることも。

アウトレットで買い物をするときに注意したいのが、あまりの安さにパッと目を引く主役アイテムを選びしがちなこと。主役アイテムばかりを増やすとコーディネートが難しくなるので注意しましょう。

また、『デザインはいいけど、素材はイマイチ』といった服でも、安いとつい購入してしまうのですが、タンスの肥やしになるのは目に見えています。買うのは全て納得できる商品だけと決めておくことも大切です」