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40代美容ライターが「渡韓整形」を実体験!術後ダウンタイムの”リアル”をリポート

ビル全体が美容整形外科(江南)
美容整形が日本より身近な韓国。ビル全体が美容整形外科(江南)
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「アフターコロナ」で海外への渡航者が増え続けるなか、いま日本人女性が殺到しているのが、韓国です。中でも美容整形手術を受けるために渡航する人が激増しているといいます。ソウルで自ら受けた美容整形施術の実情を40代美容ライターのMIFAさんがリポートします。

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麻酔が切れた翌日夜から痛み、痣が…

脂肪吸引の術後は筋肉痛のような痛み、と聞いていたが手術が終わった直後は麻酔がまだ効いているので、クリニックで翌日から飲む薬を受け取ると、そこまで痛みを感じずに徒歩や公共交通機関を使って帰ることができた。

施術前
施術前は吐きそうなくらい緊張した
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問題は麻酔が切れた翌日の夜あたりから。顎下の方は鈍痛程度だったが、太ももは時間が経過するごとにどんどん青く醜く腫れ上がった。吸引した脂肪の量が多いほど内出血が起こりやすく、広範囲に痣ができる。当然、ダウンタイムも長引く。3日目あたりからは内出血が下りてきて、まったく関係のないはずの足の甲までぱんぱんに浮腫みスニーカーを履くことさえ辛かった。もちろん、処方された抗生物質や痛み止めなどを一日3回欠かさず飲んだうえでの痛みである。

歩き回ったほうが回復が早い?

それでも出来るだけ歩き回ったほうが術後の回復が早いとのことで、もう季節は冬だというのに汗をかきかきソウルの街中を牛歩で進む、が、ふとした拍子に踏み出す一歩が激痛を伴う始末。少し動くだけで体力を奪われるため疲労感が激しく、思えば術後3日間は痛みのピークでもあり、ビジュアル面も手伝って、モチベーションや気力も駄々下がりした。

ダウンタイム中の食事はコンビニで調達した
ダウンタイム中の食事はコンビニで調達した
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しかも数日間は腫れ等によって、細くなるどころか見た目もキレイとは言い難い。脂肪吸引の症例写真を見ると驚くかもしれない。元来楽天的な筆者すら「これが俗にいう、“ダウンタイム鬱”というやつか…」と自覚するほど、この時期はネガティブ思考に陥り病んだ。

術後に欠かせないアフターケア

といってもやることはある。「美容整形は術後から始まる」と言っても過言ではなく、痛みがあろうと動くのが辛かろうと、アフターケアは化膿や感染を防ぐ上で大事。翌々日くらいまでは手術の際に貼られたテープをつけたままにしておくが、術後の医師によるチェックに問題がなければ毎日30分くらいかけて消毒液、ガーゼ、防水テープを入浴のたびに貼り替える。日毎に手際はよくなっていくので、この手間だけは面倒がらずに必ず行なうべし。

化膿や感染を防ぐために行う術直後ケアのガーゼ等
術後に欠かせないアフターケアアイテム。化膿や感染を防ぐために行う術直後ケアのガーゼなど
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術後、水などが溜まってむくむのを防ぐ目的で施術部位を圧迫固定する方法が一般的だが、これに関しては医師の間でも見解が分かれるところだそうだ。顔に関しては圧迫バンドを一週間付け続けないといけなかったが、脚部位を担当した執刀医は圧迫を推奨しておらず、むくみは自然と排出する、とのことだったので、私も顎下以外の固定バンドは使用しなかったが問題は生じなかった。状態によっても変わってくるので主治医とよくご相談を。

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