【2】シロカ『HOT&COOL サーキュレーター ポカクール』
シロカより10月5日に発売された新製品。扇風機、サーキュレーター、ヒーター、衣類乾燥機と、1台4役をこなす空調家電です。冬はヒーターとして、「温風」運転。3段階で暖かさを調節できます。夏には「送風」運転で扇風機として、7段階の風量調節をしながら使うことができます。
ヒーター、扇風機、サーキュレーター、衣類乾燥機の1台4役
「風の質にもこだわりがあります。同社独自の『ふわビューンUZU(うず)』構造で、温風(ヒーター)は約3.5m先まで、送風(扇風機)運転では20m以上先まで風を届けることができます。
衣類乾燥モードとサーキュレーションモードは、季節によって送風と温風を選べ、同時に2つの機能を使えます。例えば冬場はサーキュレーションモードで温風を出せば効率的に空気を循環でき、節電にもつながります。部屋の隅まで温風が届くので、リビングのサブ暖房や小部屋のメイン暖房として使えます。
衣類乾燥モードで温風を選ぶと、自然乾燥と比べて最大82%、乾燥時間を短縮。約2kgの洗濯物を約120分で乾燥できます。さらに衣類乾燥モード時には、マイナスイオン発生器『イオニシモ』からマイナスイオンとオゾンを発生させ、空気中のニオイ成分やカビ菌、さらにアレル物質を軽減して生活臭や部屋干し臭を抑制できます」
消費電力は、送風時は約2W~38W、温風時は約400W~1200Wです。
どちらの製品も、冷えがちな足元をダイレクトに暖めてくれるので、冷え性の人には最適です。真冬にはもちろん、少しずつ冷え込み体調を崩しやすい今の時期にも、デスクやソファの前などに置いておきたいもの。持ち運びができるので、部屋間の移動にも困らないでしょう。
◆教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん
白物家電や美容家電を中心に家電に詳しいライター。雑誌やウェブなど多数のメディアで、新製品などをレビューしている。https://makiko-beautifullife.com
取材・文/桜田容子
●掃除機と空気清浄機を同じメーカーでそろえるとメリットあり?掃除機メーカー発の空気清浄機の何がすごい?家電ライターが解説