
皇后雅子さまのファッションと言えば、白やベージュのワントーンコーディネート。11月21日の美術展ご鑑賞の際もお召しでした。肌なじみのいい色、淡い色だからこそアラフィフにとってはぼやけてしまわないかが気になる色でもあります。そこで、雅子さまの着こなしをチェック。単調にならないよう、ゴールドのアクセサリーやツヤ感のあるインナー、小物をプラスしたおしゃれな着こなしに注目です。
コートの中に着たジャケットのゴールドのボタンやパールアクセがアクセント
1993年1月、天皇陛下(当時・皇太子)とのご婚約に関して、皇室会議に提出する写真撮影のため、帝国ホテルを訪問された雅子さま(当時は小和田雅子さん)。


オフホワイトのコートの中には、白×ピンクと優しい配色の千鳥格子柄のジャケットを合わせられた雅子さま。ジャケットのボタンのゴールドや、パールのアクセサリーが華やかさを添えていました。
エナメルパンプスの光沢感が麗しい印象を後押し
2001年12月、愛子さまご誕生の1週間後、愛子さまを大事そうに抱きかかえられ宮内庁病院を退院される雅子さま。

愛子さまのおくるみに合わせるように、純白のセットアップをセレクトされた雅子さま。アクセサリーもパールのイヤリングやネックレスをお召しになり、キラキラと明るい印象でした。足元はブラウンのエナメルパンプスでこちらにもツヤ感をプラス。白×ブラウンという優しい配色のコーディネートでした。
白のスカーフとゴールドの大ぶりイヤリングで顔周りを華やかに
2002年12月13日、ニュージーランドの首都ウェリントンにある「ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ」で、先住民族・マオリの民族衣装をお召しになったときの雅子さま。




オフホワイトのパンツスーツにボリューム感のある白のスカーフを首元に巻かれシンプルなパンツスーツをスタイリッシュに着こなされていました。足元も白のオールホワイトコーデに、ゴールドの大ぶりのイヤリングで華やかさをプラス。コーラルレッドのリップも素敵でした。
ベージュのパンツスーツにゴールドのアクセサリーを点在させてドレスアップ
2002年12月17日、オーストラリアのシドニーにある動物園を訪問され、動物たちと触れ合われました。ベージュのパンツスーツにゴールドのアクセサリーを効かせた洗練ファッションでした。




シンプルなベージュのパンツスーツは、ジャケットのポケットのデザインが凝っていたり、カフス部分が折り返しのデザインになっていたりしておしゃれ。ネックレスやイヤリング、ブローチはゴールドで、時計もゴールドの縁になっていて、ベージュコーデも明るい印象にまとまっていました。
ブラウンを合わせたグラデーションコーデにパールアクセで上品さを底上げ
2013年11月、インドへ公式訪問される上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)をお見送りの際、雅子さまはオフホワイトのセットアップをお召しに。




雅子さまは、ブラウンの靴やバッグを合わせられた完璧なグラデーションコーデでお出ましに。アクセサリーはパールでツヤ感と女性らしさをプラス。セットアップと同素材の帽子は、幅広の濃いベージュのリボンがエレガントでした。
パンツスーツに光沢感のあるベロア生地のインナーで優雅さと女性らしさをプラス
2023年11月21日、雅子さまは、天皇陛下と長女の愛子さまとともに上野公園の東京国立博物館をご訪問。美術展をご覧になりました。雅子さまは白のパンツスーツにベロア生地のインナーを合わせたワントーンファッションをお召しでした。









雅子さまは、白のパンツのセットアップに、光沢感のあるベロア生地のトップスを中に合わせられたワントーンコーデでお目見え。バッグや靴も白でそろえられ、完璧なワントーンコーデでした。ワントーンコーデでも単調にならないよう異素材をミックスするおしゃれ度の高い着こなしは、温かみのあるベロア生地を盛り込むことで季節感もばっちり。胸元のゴールドのブローチやパールアクセも華やかさを添えていました。
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