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《高性能トースターがさらに進化!》冷凍パン、クロワッサン、総菜パンが劇的においしくなる最新トースター事情

トースターに焼けた食パンが入っている
外側はカリッ、サクッ、中はふんわり柔らかめにパンを焼ける高性能トースターが増えているなか、さらなる進化を遂げたトースターを家電ライターが紹介(Ph/イメージマート)
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近年、外側はカリッ、サクッ、中はふんわり柔らかめにパンを焼ける高性能トースターが増えています。そして今は、さらに進化したトースターが登場しているそう。家電ライターの田中真紀子さんに、最新のトースター事情を教えてもらいました。

トースターの主流はポップアップ型からオーブン型に

「トースターは時代に合わせて大きく進化しています」と、田中さん。

「昭和のトースターといえば、ポップアップ型トースターが主流でした。食パンを上から立てて差し込み、レバーを下げるとトーストが始まり、焼き上がるとポンっと飛び上がるタイプです。その後オーブンをコンパクトにしたようなオーブン型トースターが徐々に人気になると、ポップアップ型は下火になり、1990年代にはトースターの主役はオーブン型に。

さらに、オーブントースターに、パンの種類に応じて手動で温度と時間を設定する必要がない自動モードが搭載されるなど高機能化が進みました。そして2015年にバルミューダがオーブン型『BALMUDA The Toaster』を発売。外はさっくり、中は水分たっぷりのもちもちなパンに焼き上げるバルミューダの技術が大きな話題になり、再びパンのおいしさを追求するトースターが増えてきました」(田中さん・以下同)

一方で、下火になったもののポップアップ型には根強いファンが。

「上述の通り、ポップアップ型よりオーブン型のほうが使いやすいイメージがありますが、ポップアップ型には、『コンパクトで置き場所に困らない』、『ヒーターとパンとの距離が狭いため短時間で焼ける』、『内側に水分が閉じ込められ、外はカリッと、中はもっちり焼き上がる』といったメリットも。そのため、海外には変わらず多くの愛用者がいます」

最新のトースターでできること

では、最新のトースターができることは何でしょうか。

まな板の上に置かれたクロワッサン5個
クロワッサンや総菜パンもボタン1つで最適にトーストできるトースターが増加(Ph/イメージマート)
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冷凍パンや火加減が難しいクロワッサンモードも得意

ツインバード『匠ブランジェトースター』でトーストしたカレーパンを割る手元
ツインバード『匠ブランジェトースター』は、独自のプログラミングにより、カレーパンなどの4種類は常温でも冷凍でも、オートモードで最適な時間と火加減に
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「近年の高機能トースターは温度センサーを活用し、冷凍パンを解凍せずにトーストできる、火加減が難しいクロワッサンや総菜パンもボタン1つで最適にトーストできるなど、“パンを焼く”だけでも多彩なモードが搭載されています」

パンのリベイクのほか、オーブン代わりに使うことも可

パンを焼くためのヒーターにもこだわりが。

アラジンのオーブンを操作する手元
アラジン『グラファイト グリル&トースター(フラッグシップモデル)』は、わずか0.2秒で発熱する特許技術『遠赤グラファイト』を搭載
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「一般的なシーズーヒーターではなく、0.2秒で立ち上がり、短時間でカリッと焼ける『グラファイトヒーター』や、パンの外側だけでなく、内側にもしっかり熱を届ける遠近赤外線ヒーターなど、特徴的なヒーターを搭載したものが増えています。そのため、トーストはもちろん、パン店で買ってきたパンをおいしくリベイク(焼き直し)したい人におすすめです。

また、高火力で肉や魚を焼いたり、煮物を作れたりするタイプもあるので、オーブン代わりに使うこともできます。一般的なオーブントースターに比べると高価ですが、手軽に使えるので、料理の幅を広げたい人は検討の価値ありでしょう」

一方で、高性能なだけに、こんな声も…。

「実際に使ってみると、多機能ゆえにどのパンにはどのモードを使ったほうがいいのか等々、迷うことが多いです。ただし基本操作は難しくないので、使いこなしを覚えさえすれば、満足度が高い焼き上がりになると思います」

パンの種類に応じてモードを使い分けたい人、パンの焼き具合や食感を追求したい人には向いていると言えるでしょう。

さて、田中さんが今注目している最新トースターは、次の通り。どちらもオーブン型です。

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