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皇后雅子さま、冬のアイコンファッション「白アウター」の洗練されたコーデ術をチェック

天皇陛下(当時・皇太子)とのご婚約に関して、皇室会議に提出する写真撮影のため、自宅から帝国ホテルを訪問された雅子さま
ご結婚前の雅子さま。ボリュームのあるドレープがエレガントな雅子さま(1993年1月8日、Ph/SHOGAKUKAN)
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冬のファッションは暗い色になりがち。そこで皇后雅子さまの冬のファッションをチェック。顔映えのいい白コートを主役にした気品に溢れるファッションを振り返ります。

ショールカラーがこなれ感たっぷりドレープが効いたAラインコート

天皇陛下(当時・皇太子)とのご婚約に関して、皇室会議に提出する写真撮影のため、自宅から帝国ホテルを訪問された雅子さま(当時は小和田雅子さん)。

天皇陛下(当時・皇太子)とのご婚約に関して、皇室会議に提出する写真撮影のため、自宅から帝国ホテルを訪問された雅子さまろお母様
隣にはお母さまの姿も(1993年1月8日、Ph/SHOGAKUKAN)
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天皇陛下(当時・皇太子)とのご婚約に関して、皇室会議に提出する写真撮影のため、自宅から帝国ホテルを訪問された雅子さま
中には千鳥格子からのジャケットとスカートのセットアップをお召しに(1993年1月8日、Ph/SHOGAKUKAN)
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ワイドなデザインのコートはショールカラーでドレープの効いたデザインがエレガント。コートの中は、淡いピンク×白の千鳥格子のジャケットとピンクのタイトスカートのセットアップというコーディネートでした。優美なAラインのカシミアコートに足元はグレーのパンプスを合わせられメリハリを。アクセサリーはパールのイヤリングやブレスレット、ネックレスを身につけられ、全体的に淡いピンクや白が多めで、女性らしい印象のコーディネートでした。

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光沢感のあるコートを主役にしたドレッシーなコーディネート

1994年12月、ヨルダン大使公邸にて大使のお出迎えを受ける天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。雅子さまは光沢感のある白のコートをご着用でした。

1994年12月、ヨルダン大使公邸にて大使のお出迎えを受ける天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
フレアなラインと光沢感のある素材がドレッシー(1994年12月27日、Ph/JMPA)
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雅子さまがお召しになったコートは、シルエットも素材もエレガントなドレス感のあるコート。フレアなラインがドレッシーな雰囲気です。靴もバッグも黒×ゴールドでそろえられ、華やかな中にも落ち着き感を添えています。小ぶりなバッグやシックな黒を選ぶことで、主役のコートが引き立っていました。

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カジュアルなダウンコートも白とファーでエレガントに

1998年2月、長野五輪で、ジャンプノーマルヒルを観戦される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。カジュアルな白のロングのダウンコートに同じく白のファーの帽子をお召しでした。

1998年2月、長野五輪で、ジャンプノーマルヒルを観戦される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
首元からのぞく赤がポイントに(1998年2月11日、Ph/JIJI PRESS)
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カジュアルな印象の強いダウンコートも、雅子さまの着られたようなロング丈で真っ白だとエレガントな佇まいに。さらにボリュームのあるファーの帽子がポイントになり、華やかな雰囲気になり、パールのイヤリングも相まって、カジュアル感が軽減。女性らしいダウンコートスタイルにまとまっています。

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生まれたばかりの愛子さまと退院される際も白ファッション

2001年12月、愛子さまご誕生の1週間後、愛子さまを大事そうに抱きかかえられ宮内庁病院を退院される雅子さまは白ファッションでした。

2001年12月、愛子さまご誕生の1週間後、愛子さまを大事そうに抱きかかえられ宮内庁病院を退院される雅子さまと天皇陛下
生後間もない愛子さまを大事そうに抱えご退院(2001年12月8日、Ph/JMPA)
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雅子さまは、愛子さまのおくるみに合わせられたのか、純白のセットアップをセレクト。アクセサリーもパールのイヤリングやネックレスをお召しになり、キラキラと明るい印象でした。足元は上品なブラウンをチョイス。エナメルパンプスはツヤ感がありシンプルながらポイントに。白×ブラウンという優しい配色が素敵でした。

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スタンドカラーのロングコートに締め色ブーツで好バランス

2008年1月、長野県で行われた冬季国体開会式に出席された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。スタンドカラーのオフホワイトのロングコートが主役のコーディネートでした。

2008年1月、長野県で行われた冬季国体開会式に出席された雅子さま
コートに合わせた帽子はベージュのリボンがポイント(2008年1月26日、Ph/JMPA)
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2008年1月、長野県で行われた冬季国体開会式に出席された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
足元はブーツでスタイリッシュに(2008年1月26日、Ph/JMPA)
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2008年1月、長野県で行われた冬季国体開会式に出席された雅子さま
手袋やバッグはブーツと同じくブラウンに(2008年1月26日、Ph/JMPA)
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クールかつエレガントな立ち襟のデザインのオフホワイトのコートに、同じ色の帽子を合わせられおしゃれ度を底上げ。コートが長くビッグシルエットなぶん、足元はタイトなブーツでメリハリがありバランスもばっちりです。

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白のロングコートに淡いピンクの差し色が可憐なたたずまい

2019年11月、奈良からお帰りの際の雅子さまは、白のロングコートをお召しでした。小物も白をセレクトされ、オールホワイトコーデに。

2019年11月、奈良からお帰りの際の雅子さま
シンプルなロングコートが主役(2019年11月28日、Ph/JMPA)
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2019年11月、奈良からお帰りの際の雅子さまと天皇陛下
帽子をプラスすることで華やかに(2019年11月28日、Ph/JMPA)
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2019年11月、奈良からお帰りの際の雅子さま
胸元にはブローチもキラリ(2019年11月28日、Ph/JMPA)
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白のコートは織りのデザインが特徴的。同色の帽子は、リボンがほのかなピンクでワントーンコーデのさりげない差し色となっています。Iラインが強調されたロングコートに、足首を見せ、先の尖ったポインテッドトゥのパンプスをプラスすることで、抜け感が生まれ、白という膨張色でもすっきりとした印象に。シンプルな白のコートだからこそ、胸元のブローチやパールのイヤリングがアクセントとなり、顔周りが華やかな印象にまとまります。

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