2023年12月18日、天皇皇后両陛下は、日本ASEAN(東南アジア諸国連合)友好協力50周年特別首脳会議に出席の各国首脳夫妻を招いた茶会を皇居・宮殿で開催されました。皇后雅子さまは思い入れの深い着物姿で彼らを見送りされていました。
晴れやかな白ベースの光沢感のある着物は思い出の1着
雅子さまがお召しになったのは、松や亀甲紋などおめでたい文様を日本伝統工芸の粋ともいえる技法でちりばめた着物。光沢のある白ベースの着物は、顔映えがよく、とても明るい印象を与えていました。天皇陛下も雅子さまの着物の帯に合わせるように、光沢感のある黄色のネクタイをお召しになり、リンクコーデをご披露。仲睦まじい様子が伝わってきました。
今回雅子さまがお召しになった着物は、2019年10月の即位に関する祝宴のフィナーレ「饗宴(きょうえん)の儀」で、着られた訪問着と同じもの。祝宴の際は髪型を高めのアップスタイルにしていましたが、今回は低めのまとめ髪にされていました。また、祝宴の際とは帯をチェンジ。前回の花模様よりも絵柄が大きくアクセントになっていました。
●皇后雅子さま、25年以上ご愛用のグリーンのアンサンブルで武道大会を初観戦