
シックな色が増える冬ファッション。そこで、シックでもあり、柔らかさも兼ね備えたブラウンをポイントにした皇后雅子さまの冬ファッションをチェック。グラデーションコーデや小物使いなどまとまり感のある着こなし術に注目です。
お気に入りのキャメルのコートに締め色を合わせてきちんと感を添えて
1993年1月、東宮仮御所へ向かう雅子さま(当時は小和田雅子さん)をご自宅前でキャッチ。当時、雅子さまは、このスタンドカラーのキャメル色のコートを愛用されていました。


優しく温かな印象を与えるキャメル色のコートに、きちんと感のあるネイビーの靴を合わせられた雅子さま。花柄のスカーフを首元に結んで華やかさをプラスしていました。バッグはコートと同じくブラウン系でなじませ、全体的にブラウンの面積が多く、柔らかな印象を与えるコーディネートでした。
清らかな白にツヤ感のあるブラウンのパンプスが好印象
2001年12月、愛子さまご誕生の1週間後、愛子さまを大事そうに抱きかかえられ宮内庁病院を退院される雅子さまは白+ブラウンのファッションでした。

雅子さまは、純白のセットアップをセレクト。愛子さまのおくるみに合わせられたようで、清々しい印象でした。アクセサリーもパールのイヤリングやネックレスをお召しになり、幸せオーラ満点。足元は上品なブラウンのエナメルパンプス。ツヤ感のあるエナメルパンプスは落ち着いたカラーでもポイントになります。全体を白×ブラウンでまとめた優しい配色が素敵でした。
襟と袖のブラウンのファーがエレガントかつ落ち着いた印象に
2002年12月、雅子さまにとって約8年ぶりの海外公務で、ニュージーランドへご出発。ブラウンのファーがポイントのコートをお召しでした。

襟と袖口にファーがあしらわれたネイビーのロングコートは、きちんと感もありつつ、ファーが高貴さと女性らしさを両立。ボリュームのあるファーとのバランスを取って、バッグはシンプルなデザインやカラーをセレクトされています。アクセサリーはパールを合わせ、上品さを底上げしています。
カジュアルなダウンコートにブラウンのジャケットやパンツできちんと感をプラス
2006年3月にご家族3人で初めてディズニーリゾートを訪れた貴重なショット。雅子さまはダウンコートの中にジャケットをお召しでした。






雅子さまがお召しのダウンコートは、キルティングが星柄になった、遊び心のあるデザイン。ブラウンのパンツに足元は黒のブーツで引き締め、ダウンの下には白のタートルネックにキャメルのジャケットを重ねて、見事なグラデーションコーデでした。また、首元からジャケットの襟をのぞかせることで、カジュアルな中にもきちんと感をほんのり漂わせていました。
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スタンドカラーのロングコートに締め色ブーツが好バランス
2008年1月、長野県で行われた冬季国体開会式に出席された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。スタンドカラーのオフホワイトのロングコートにブラウン系小物を合わせたスタイリッシュなコーディネートでした。



エレガントなオフホワイトのロングコートは、立ち襟のデザインでクールさもちらり。同じ色の帽子を合わせられシュッとスタイルアップを叶えたコーディネートです。コートはロングでビッグシルエットなぶん、足元はブラウンのタイトなブーツでメリハリをプラス。ブーツに合わせ、バッグや手袋もブラウンでおまとめに。黒ではなくブラウンを合わせることで、メリハリを出しつつ、柔らかさも両立しています。
白×ブラウンのツートーンコーデは明るく洗練された印象に
2013年3月の長野旅行では、家族そろってハイネックのトップスをお召しに。雅子さまは白のピーコートに白のハイネック、ブラウンのパンツにブーツ、バッグもブラウンというツートーンコーデ。


雅子さまは大きな襟が特徴の白のピーコートに白のハイネック、ブラウンのパンツにブーツでおまとめに。顔に近い上半身は白でまとめて明るい印象をキープしつつ、ボトムや足元はブラウンでまとめて引きしまった印象に。コンパクトな白のピーコートに、センタープレスのブラウンのパンツにつなげるように同じくブラウンのブーツを合わせ、脚長効果もバッチリで、洗練された印象を与えます。
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