社会

《日赤に就職へ》愛子さまがこれまで綴られた世界平和や動物愛のお気持ち 雅子さまは愛子さまの作文を回想され和歌に

7年前の卒業文集を雅子さまが和歌に

2017年3月、学習院女子中等科の卒業文集では、修学旅行で原爆ドームや広島平和記念資料館へ訪れた際に感じたことを綴った「世界の平和を願って」というタイトルの作文を書かれた愛子さま。

作文の文末では、《唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要があると思う。「平和」は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくものだから。

「平和」についてさらに考えを深めたいときは、また広島を訪れたい。きっと答えの手がかりが何か見つかるだろう。そして、いつか、そう遠くない将来に、核兵器のない世の中が実現し、広島の「平和の灯」の灯が消されることを心から願っている。》と綴られました。

2024年の歌会始にご出席の天皇皇后両陛下
新春恒例の皇室行事「歌会始の儀」が行われた(2024年1月19日、Ph/JIJI PRESS)
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2024年の歌会始にご出席の皇族の方々
雅子さまのお歌には「愛子さま」がご登場に(2024年1月19日、Ph/JIJI PRESS)
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女性皇族のティアラ着用は4年ぶり(2024年1月1日、Ph/代表撮影、JIJI PRESS)
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3度、ティアラの制作を辞退された愛子さま(2024年1月1日、Ph/代表撮影、JIJI PRESS)
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「新年祝賀の儀」で愛子さまが着用されたのは黒田清子さんから借りたティアラ(2024年1月1日、Ph/代表撮影、JIJI PRESS)
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2024年1月、新春恒例の皇室行事である「歌会始の儀」で、皇后雅子さまが「世界の平和を願って」を書かれた愛子さまについて詠まれました。

《広島をはじめて訪(と)ひて 平和への深き念(おも)ひを吾子(あこ)は綴れり》

「吾子(あこ)」は我が子という意味で、愛子さまを指し、「綴れり」は卒業文集の作文を指しています。平和の大切さに対する思いが、次世代に、将来にわたって受け継がれていくことを願われ、詠まれました。7年越しに雅子さまが和歌として作文について詠まれたのは、もうすぐ就職される愛子さまのご成長に思いをはせたからかもしれません。

2017年3月、愛子さまの学習院女子中等科の卒業式に臨まれる天皇皇后両陛下と愛子さま
家族で談笑されながら卒業式へ(2017年3月22日、Ph/JMPA)
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学習院女子高等科の卒業式に臨まれる愛子さま
学習院女子高等科の卒業式に向かわれる愛子さま(2020年3月22日、Ph/JMPA)
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コロナ禍ということでマスク姿で高校の卒業式に(2020年3月22日、Ph/JMPA)
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