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《駅の職員も驚いた》67歳オバ記者、人気観光列車「サフィール踊り子」6人用個室をゲット!どうやって予約をとったのか?

オバ記者
元気を出しに街へ出かけたらミラクルなことが!
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ライター歴45年を迎えたオバ記者こと野原広子(67歳)。電車に乗るだけで元気が出るという“乗り鉄”だ。そんなオバ記者が、人気観光列車の個室の予約が奇跡的にとれたという。まさかの予約ゲットまでの顛末をお送りします。

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ふらりと生地の街、日暮里へ

なかなか抜けきらない風邪に嫌気がさして、大雨の中、ふらりと布地の街、日暮里へ出かけてみた。会員になっている生地の店『トマト』が1割引きのセールをしているので、覗いてみようかな、とね。

人はみんな、「これをすると元気になる」というものがあると思うけれど、私の場合は意味のない電車乗りだ。バスでもいい。どちらかに乗ってどこかの駅に降りて、トイレに入ったりいつも持ち歩いているタブレットを開いてノマドをしてみたり。前日は高輪ゲートウェイ駅を見物に行っている。

オバ記者
見物に出かけた高輪ゲートウェイ駅
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ま、日暮里駅はノマドには適さないから真っ直ぐ布地の店を目指すつもりで改札を出たら、むむむ? みどりの窓口にひとっ子ひとりいないではないの。最近、どこの駅でも外国人観光客で長い列になっているから、かなり珍しい光景だ。

それだけじゃない。買い物を終え、カフェでお茶を飲んで2時間くらいたって駅に戻って、みどりの窓口を見たら、なななんとまたまた人がいないのよ。気がつくと吸い込まれるようにカウンターの前に立っていた私。このあと思いもかけない幸運をゲットすることになるとは、思いもしなかったんだけどね。

鉄道系YouTuber「スーツ」さんが面白い!

実は前日に、鉄道系YouTuber、スーツさんの『スーツ 旅行』を見ていて、ちょっと疑問に思ったことがあったの。それを窓口で聞こうとしたわけ。スーツさんは鉄道好きなら誰でも知っている人で、私は彼が横浜国大の学生だった5年前から注目している。若いのに往年の名司会者、高橋圭三さんのような口調で話すからそのギャップが面白いのなんの。鉄道に関する知識の量も笑っちゃうほど頭抜けていて「どこか遠くへ行きたい」という思いがあふれて眠れない夜は彼がお供だったわけ。

で、私が窓口で聞きたいと思ったのは、首都圏から伊豆行きのグリーン車専用の観光列車「サフィール踊り子」の個室のこと。今まで二度、この豪華列車に「大人の休日倶楽部パス」を使って割引き料金で乗車しているけど、「まさか個室料金までは割引きにならないよね?」と、これを聞きたかったわけ。

オバ記者
二度乗ったことがある豪華列車「サフィール踊り子」
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若い職員さんがマニュアルを見て確認してくれている間、「ちなみに、いつなら予約が取れる?」とすでに前のめりの私。前夜、スーツさんが「サフィールに乗るなら6人用の個室にひとりで乗るべし」といって、事細かく車内の様子を解説していたのよ。ホテルのような空間をひとりで独占しながら、相模湾の絶景を楽しめるなんて最高。しかし、超レアチケット。乗車日の1か月前から予約開始なんだけど、あっという間に予約が埋まってしまうみたい。

「6月くらいまでに平日のどこかで乗れたらいいんですけどね」と言いながら職員さんがパソコンを検索する手元を見ていたわけ。

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