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《座るだけでカロリー消費?》ウエスト58cmを30年キープする健康運動指導士が提案!デスクワーク中に組み込める「やせる日常動作」

しわはしわでも背中の縦じわはOK!美姿勢&お腹やせに必要なパワー全開「椅子で肩甲骨を寄せる練習」

背中にしわを寄せて肩を引きながら同時にお腹を大きく引っ込める動作。この動作で、お腹やせに必要な上半身の力を一挙に鍛えることができます。背中がこりやすい人や肩こりを予防したい人もぜひ! 背中やお腹全体、胸に効果的です。

≪やり方≫

・後ろで手を組み、肩を引いて肩甲骨を近づける。その際、お腹もギューッと引っ込める、これを10秒行う。背中にきるだけたくさんのしわをつくって。

「椅子で肩甲骨を寄せる練習」
「椅子で肩甲骨を寄せる練習」
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これでもOK!背中の力が足りないと肩に力が入る

肩を引く動きがスムーズにできないと、胸が開きにくくなり、普段の姿勢が巻き肩に固まっていきます。それはすなわちお腹がゆるむ状態で、凹んだお腹にするのが難しくなってしまいます。

≪やり方≫

・肩が上がりやすい人は、肩を下ろしたところで手を組み、その手をお尻につけ固定して、お腹もギューッと10秒引っ込める。手がお尻についたままでOK。

肩が上がりやすい人は、肩を下ろしたところで手を組み、その手をお尻につけ固定して
肩が上がりやすい人は、肩を下ろしたところで手を組み、その手をお尻につけ固定して
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ここに注意!思うように肩が動かないのは老化のはじまり!?

腕の力を借りても肩を後ろに引けないのは、年齢に関係なく、老化に向かっているといえます。体は使い方次第で若々しく長持ちさせられますから、まずは肩甲骨が動くことを目指して練習です。

【NG】後ろで手を組んでいるだけで、肩が後ろに引けていない。鏡で横向きになってチェックするとよいです。

後ろで手を組んでいるだけで、肩が後ろに引けていないのはNG
後ろで手を組んでいるだけで、肩が後ろに引けていないのはNG
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背すじを伸ばすことを優先

肩甲骨を寄せる」やり方がわからないという人は、 「肩を引いて胸を開く」と考えてもらってOKです。お腹やせには「背すじを伸ばす力」と「肩を引く力」 、どちらの力も必要ですが、まずは、背すじを伸ばすことを優先に意識しましょう。

背すじ、肩、お腹と、複数の動きを同時に行うのは、案外と簡単ではないのですが、体の部位ごとに筋トレをするよりずっとずっと効率がよく現実的。この動作によって、ついでにバストアップ効果もありますよ。

後ろで手を組むと上体が前傾しがちですが、背すじはあくまで上にまっすぐ立てて行うと、体が若返りますよ。

◆教えてくれたのは:植森美緒さん

植森美緒さん
植森美緒さん
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健康運動指導士・ドローインの第一人者。1965年生まれ。ダイエットに10年間失敗し続け、無理な運動で腰を痛めた経験を持つ。「日常動作を変えれば人生が変わる!」をモットーに、生活の中で無理なく行えるダイエット・健康法を提唱。自らもそれを実践し、腰痛を克服。ウエストサイズ58センチの体型を維持している。カルチャースクール、専門学校、整形外科、自治体、健康保険組合、 企業、女性誌、テレビなど多彩なステージで活動を重ねる。その場で効果を実感できるセミナーが好評で、直接指導した人数は4万人超。著書に『1日1分で腹が凹む  4万人がラクに結果を出した最高に合理的なダイエットの正解』(ダイヤモンド社)など、ベストセラーも多数。https://www.mio-u.net/profile/

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