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《座るだけでカロリー消費?》ウエスト58cmを30年キープする健康運動指導士が提案!デスクワーク中に組み込める「やせる日常動作」

ウエスト58cmを30年キープしている健康運動指導士・植森美緒さんが教えるデスクワーク中に組み込める「やせる日常動作」
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4万人のダイエットを成功させ、自身もウエスト58cmを30年間キープする健康運動指導士・植森美緒さんの著書『生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑』(ダイヤモンド社)。食事制限&運動なしで、部分やせできてリバウンドしないという夢のような方法は、日常動作をちょっと変えるだけという簡単なメソッドだといいます。同書から一部抜粋、再構成して、植森さんが提唱する「やせる日常動作」の中から、デスクワーク中に組み込める「やせる日常動作」を紹介します。

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「やせる日常動作」とは?

食事制限&運動なしで、部分やせできてリバウンドしないという夢のようなこの方法は、日常動作をちょっと変えるだけです。たとえば朝起きたとき、両手をグーにして上げ、「ん~っ」って伸びをすること、ありますよね。 このなんでもない日常動作だって、お腹が締まる角度に伸びるだけで、お腹の筋肉に刺激を与えることができます。大きな筋肉が動くので、カロリーもちょっと多く消費します。たとえ数秒でも続けていれば、しだいにお腹が引き締まります。これならできると思いませんか?

健康運動指導士の植森美緒さん
ひとつでも身についたら体は確実に変わる
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本書では、皆さんの日常動作を「やせる日常動作」に変える方法を、日常のシーンごとに紹介しています。全部やる必要はなく、あなたが気に入ったもの、がんばらなくてもできそうなものだけでOKです。ひとつでも身についたら、体は確実に変わります。

植森美緒さん
できそうなものからでOK
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今回は、デスクワーク中に組み込める「やせる日常動作」を紹介します。

長い仕事時間こそうまく使おう!座るだけでカロリー消費が増える「デスクでメラメラ脂肪燃焼」

背すじをまっすぐにして、お腹をキュッと引っ込めると、座るだけで今までより筋肉が使われて消費カロリーを増やせます。できるだけ前のめりにならず頭が胴体から落っこちない、そんなポジションを意識してください。シャキッとしっかり伸ばしたり、脱力したり、軽く伸ばしたりと、変化をつけるのも疲れにくくておすすめです。背中やお腹全体に効果的です。

《やり方》

・座る際、お腹を凹ませ、背すじをまっすぐする。これを時間にとらわれずに行う。ときどきゆるめるなど、姿勢を固定しすぎないように。椅子は浅く座るほうが行いやすい。

「デスクでメラメラ脂肪燃焼」
「デスクでメラメラ脂肪燃焼」
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効果アップ!1時間に1回くらいは息抜きを

手を組んで伸びをしてお腹を大きく引っ込めます。強く引っ張りながら力を入れることで、こり固まった筋肉の血行もよくなり、疲労回復にも効果があります。

《やり方》

・手を組んで上に大きく伸び、お腹をできるだけ大きく凹ませる。伸びたら一気に脱力すると気持ちよい。

手を組んで上に大きく伸び、お腹をできるだけ大きく凹ませる。
手を組んで上に大きく伸び、お腹をできるだけ大きく凹ませて
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ここに注意!よくない姿勢が首こり・肩こりを引き起こす

頭の重みは成人で5~7㎏もあります。重たい頭が前に出るほど、首、肩、背中の筋肉が引きちぎられるように負荷がかかってしまいます。体のこりや痛みは、そこに負担がかかっているという体からのシグナルと考えてください。

【NG】首が前に出ている。背中が丸まっている。お腹がたるんでいる。ラクな気がしても首や肩、背中が犠牲になっているので注意して。

ラクな気がしても首や肩、背中が犠牲になっているので注意
ラクな気がしても首や肩、背中が犠牲になっているので注意
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1日中美しい姿勢を保つのはがんばりすぎ

ある女性はとても姿勢が美しくスマートで女優さんのようでした。ところが、首こり、肩こり、背中のこりがひどく頭痛もするとのこと。マッサージに定期的に通っているけれど、とてもつらいといいます。

先回りして話をしますと、彼女は寝るとき以外、1日中美しい姿勢を必死に保とうとしていたことが不調の原因でした。姿勢を固めて保ち続けるのは拷問のようなもの。そこまでがんばれることには驚くばかりですが、体調が犠牲になるのでは本末転倒でしょう。過ぎたるは及ばざるがごとし、です。

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