暑さで食欲が落ちる人も少なくない夏。そんなときには、栄養素たっぷりの野菜を使ったカレーをどうぞ。
フランス生まれのキッチンウェアブランド「ル・クルーゼ」の鍋は、煮崩れせずに野菜のうまみを引き出してくれるので、カレーの調理にもぴったりなのだとか。
そこで、同社の管理栄養士である河崎さんに、ビタミン類が豊富なかぼちゃを使った「イエローカレー」を教えてもらった。
カロリー(1人分)…393.8kcal 調理時間…30分
材料(3人分/ココットロンド18cm使用)
玉ねぎ(みじん切り)…200g かぼちゃ…200g 粒コーン…150g 水…100ml クリームコーン缶…1缶(150g) ココナッツミルク…1/2缶(200ml) にんにく(すりおろし)…小さじ1 しょうが(すりおろし)…小さじ1 塩…小さじ1/2 ターメリック…小さじ1 カレー粉…大さじ1 サラダ油…大さじ1 ミント…適宜
【A】ナンプラー…大さじ1 ケチャップ…大さじ1 ウスターソース…大さじ1
下準備
・玉ねぎは、みじん切りにして、耐熱ボウルに入れる。ラップをかけて、電子レンジ(600W)で6分ほど加熱しておく
・かぼちゃは、皮と種を除いて、厚さ3mmのいちょう切りにする
作り方
【1】鍋にサラダ油、玉ねぎ、にんにく、しょうがを加えて、弱・中火にかける。玉ねぎがあめ色になるまで炒める
【2】ターメリックとカレー粉を加えて、全体を混ぜる。さらに、水、クリームコーン缶、ココナッツミルク、塩を加える
【3】かぼちゃ、粒コーンを加える。かぼちゃに火が通るまで軽く煮込む
【4】【A】を加えて、ひと煮立ちさせる
【5】トッピング用のミントを散らす
* * *
「イエローカレー」が美容とダイエットにうれしい理由
かぼちゃは、「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」が豊富な野菜。アンチエイジングや紫外線対策に役立つこれらのビタミンは、単体でも効果があるけれど、合わせて摂ると相互作用で吸収力がアップする。かぼちゃには「食物繊維」もたっぷりなので、腸内環境の整理や便秘改善にも役立つ。
「とうもろこしには、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす『不飽和脂肪酸』が。また、糖質の分解を促す『ビタミンB1』や、新陳代謝を助ける『ビタミンB2』も含むので、ダイエット中にオススメの食材です」(河崎さん)
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監修:河崎憲子(かわさき・のりこ)
「ル・クルーゼ」 ホームエコノミスト、日本野菜ソムリエ協会認定シニア野菜ソムリエ。「ル・クルーゼ」の公式レシピ開発に加え、商品特性の分析・研究など、消費者に深く「ル・クルーゼ」の使い方や魅力を知ってもらうための普及活動を行っている。公式サイトは、http://www.lecreuset.co.jp/