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ブーム継続中の「低温調理」、食中毒のリスクと家電製品を使うメリットを家電ライターが解説

【1】テスコム『芯温スマートクッカー TLC70A』

テスコム『芯温スマートクッカー TLC70A』
水を使わずに低温調理ができるポップアップトースターのような縦置き型。テスコム『芯温スマートクッカー TLC70A』2万2000円(税込) ※編集部調べ
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食材の中心温度も測れて、加熱の面でも安心感が高い低温調理器。

ほったらかしで低温調理が完成

「水を使わずに低温調理ができるポップアップトースターのような縦置き型。調理したい肉を耐熱温度100℃以上の食品用チャック付きポリ袋に入れ、それを本体の中に入れます。庫内のヒーターで加熱することで、水がなくてもしっかり火を通してくれます。芯温温度計を食材に直接刺して温度管理するため、内部まで加熱されていないといったリスクが大幅に減らせて安心。大きな鍋や水を用意する必要がなく、収納時も場所を取りません」

【2】アイリスオーヤマ『低温調理器 ポケットシェフ』

アイリスオーヤマ『低温調理器 ポケットシェフ』
特殊フィルムヒーターなどの三層構造で肉などをじっくり温められるポケット型。アイリスオーヤマ『低温調理器 ポケットシェフ』1万978円(税込)※編集部調べ
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こちらは、特殊フィルムヒーターなどの三層構造で肉などをじっくり温められるポケット型。

コンパクトで使い勝手がよく、気軽に低温調理ができる

アイリスオーヤマ『低温調理器 ポケットシェフ』の操作ボタン部分
袋のファスナーを閉め、コントローラーで温度と時間を設定するだけで、低温調理が可能
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「幅230×奥行き240×高さ10mmとコンパクトで薄い袋の内側にヒーター線が張り巡らされており、チャック付きポリ袋ごと食材を入れるだけ。袋のファスナーを閉め、コントローラーで温度と時間を設定するだけで、低温調理ができます。製品質量も約240gと軽量で、置き場所を選ばないため、低温調理のハードルを下げてくれます」

低温調理が苦手な人も、初心者も、こうした“おまかせ低温調理器”を使えばおいしいお肉が焼けそう。

◆教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん

田中真紀子
家電ライターの田中真紀子さん
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白物家電や美容家電を中心に家電に詳しいライター。雑誌やウェブなど多数のメディアで、新製品などをレビューしている。https://makiko-beautifullife.com

取材・文/桜田容子

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