2024年6月22日から、8日間の日程でイギリスに公式訪問されている天皇皇后両陛下。午前に羽田空港からイギリスに向けて出発され、現地時間22日の夕方(日本時間は23日の午前2時頃)、イギリスのスタンステッド空港に到着された。
ペールブルーのセットアップとネクタイでリンクコーデを披露
政府専用機から降りられると、出迎えたチャールズ国王の側近らに、笑顔で挨拶された天皇皇后両陛下。
雅子さまは、襟がホワイトになっている、優しい印象のペールブルーのセットアップをお召しになり、バッグやヒールもペールブルーで揃えられた。白い帽子にも同色のリボンが巻かれており、ペールブルーとホワイトのツートンコーデに。
ジャケットのボタン部分にはリボンがデザインされ、丸く、なだらかな曲線が特徴的なショールカラーと相まって、より女性らしい印象に。
天皇陛下も、雅子さまのスーツと同じペールブルーのネクタイをお召しになり、リンクコーデを披露されていた。
チャールズ国王が用意したベントレーでホテルへ
その後、チャールズ国王が用意した高級車、ベントレーに乗り、ロンドン中心部のホテルに向かわれた。
ホテルの前には、天皇皇后両陛下の姿を一目見ようと100人以上の人々が集まった。ホテルに到着し、車から降りられるおふたりに「陛下」、「雅子さま」などと声がかかると、両陛下は笑顔で手を振られた。
現地時間23日午後2時過ぎ、日本文化を発信する施設「ジャパン・ハウス」を訪問された後、宿泊先のホテルで活躍する日本人の音楽家や大学教授らと面会された天皇陛下。雅子さまは、国賓としての行事に向けて体調を整えるため、ホテルで静養された。
おふたりは、歓迎式典やバッキンガム宮殿で開かれる晩さん会など、25日から3日間にわたり、公式行事に臨まれる。