「着たい服が着たい」だけではうまくいかない大人世代のおしゃれ事情。でもだからこそ、“今だから似合う服”がきっとあるはず。モデル、岩井ヨシエさんに似合わせのコツを伺いました。映える&効きめがある&気分が上がるおしゃれ・美容・趣味・暮らしの実例やヒントを紹介する、大人女性に向けたムックシリーズ『reShine』から注目記事をピックアップしました。
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Q.最近何を着ても、顔がくすんで見える気がします
A.大人世代こそ、白を積極的に取り入れて
年齢を重ねると失われる『清潔感』を注入する白。トップスならレフ効果もあり顔色up。私は存在感のあるアクセを合わせるのが定番です。
白ボトムはコーデが清楚な印象に。存在感のあるトップスと合わせてもキツくなりすぎず、ナチュラル。白に抵抗がある人は柄入りがおすすめ。
Q.似合う服がなくて、何を買っていいのかわかりません
A.いざという時、頼れるワンピース。変化球を狙うならオールインワン
大人のワンピ選びは「部屋着に見えない」ことがポイント。シルエットや素材などにドラマティックな要素、トレンドを持たせて。
A.印象自在な開放感あるシャツでこなれ感UP!
誰もが持っているブラウス、シャツは、開放感のあるデザインで、ブラッシュアップ! 首回りコーデで印象も変えられます。
A.意外にコーデを選ばないのがワイドパンツ今年はデニムが新鮮
ワイドパンツはコーディネートもしやすく、Tシャツや白シャツを合わせるだけでもきちんと見えするアイテムです。
A.上品な肌見せが叶うシアーアイテムは、大人のヌケ感アイテム
特に初夏は涼しげな印象にもなるし、肌を直接露出していないので抵抗感なく着られるアイテム。ちょうどいいヌケ感が演出できます。
◆教えてくれたのは:モデル・岩井ヨシエさん
『an-an』のスタイリストに街中でスカウトされモデルデビュー。27歳でモデルを引退し、渡仏。その後結婚、夫の介護を経て57歳でモデル復帰。アパレル関連のコンサルティングも行う会社経営者でもある。
撮影/曽根将樹(ピースモンキー) モデル/岩井ヨシエ ヘアメイク/森ユキオ(ROI) スタイリング/為井真野(KIND) 構成・文/加治かおる
※トップ写真衣装クレジット スタンドカラーシャツ¥13,200/ミズイロインド(マーコート) パンツ¥29,700/モガ イヤリング¥6,300、リング¥5,400/ともにアビステ バッグ¥19,250/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)
※『reShine』2024年夏号