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【オバ記者連載47】60才以上「無料」の区民プールを体験!

当サイトがおくる好評連載『アラ還・オバ記者の悪あがき美容道中』。還暦で、バツイチ独身。オバ記者ことライターの野原広子が、美容・ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。これまで幾度となくダイエットに挑戦し、そのたびに挫折。婚活は、連敗記録を更新中。

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「痩せてイイ男と結婚したい!」――そう切実に願うオバ記者に春は訪れるのか? 今回は、オバ記者が大好きな「無料」でできるダイエットについて。

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これも運命の出会いというのかしら。ことの始まりは1年ほど前、ネットで格安物件を見つけて千代田区の端っこに引っ越してきたこと。で、やっと土地になじんできたある日、区のお知らせを見ていたら、小学校に併設されている温水プールが5か所もあるではないの。そのうちのひとつは家から歩いて5分。2番目に近いプールは10分。3番目だって15分も歩けばたどり着く。

以前、中野区に住んでいたとき、近くの中学校が区民にプールを解放していて、これがプールサイドに体を温める装置があったりして、なかなかの充実ぶりだったんだわ。

それから何回か引っ越しをして、近所の区営プールには縁がなくなり、けっこうなお金を払ってスポーツジムに入会。ここが落とし穴でね。軽く「イタッ」というお金が月々、口座から引き落とされると、それだけで“やった気”になっちゃうのよ。

だけど区営プールでは、そんな勘違いはしない。しようがない。30年前の中野区のプールも正確な金額は忘れたけど、チャリンと音がするお金でOKだったもの。で、千代田区はどうかと調べて、いやいや、ビックリしたのなんの!

なんと、60才以上は「無料」だって!

還暦になり赤いちゃんちゃんこなんぞ着せられて、体調もいまいちで、ややガックリきていた私だったけど、「無料」という声のなんと心地いいこと。何回利用しても、毎日行っても、無料って、こんな素敵なことってある?

さっそく手続きをしに最寄りのプールにいくと、「えっ? 60才ですか? お若いですね」って、若いお嬢さんに言われちゃったりして、ますますいい気分。

利用者が減る夜8時過ぎが狙い目!

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