新米の季節到来…! でも、主食のお米の価格高騰は家計にとって負担。そこで、お米は控えめに、たっぷり具材でボリュームアップするおむすびがおすすめ! バラエティ豊かな具材&新米を“結んで”作るおむすびは、目にも鮮やか。どれも格別なおいしさです。
1個で大満足!具沢山な彩りおむすび
おむすびの定番具材といえば、鮭などの魚介類。ほかにも肉や乾物、缶詰などをアレンジすれば、おかず感覚で楽しめます。崩れにくく簡単に作れるポリ袋むすびが◎。
ポリ袋1枚で作る!手も汚れず持ち運びにも便利
《作り方》
【1】ポリ袋に粗熱を取ったご飯と、具材を入れる。
【2】ポリ袋の口を手で握って閉じ、振りながら混ぜ合わせる。
【3】ポリ袋の中で、丸形や三角形など好みの形に成形する。
こんな作り方も!
ボウルでご飯と具材を入れて混ぜ合わせてから型に詰め、成形する。見せたい具材を上にのせ、最後に入れることで映えおむすびも作れる。
「あぶりたらことチーズ、おくらのおむすび」のレシピ
茹でおくらの食感がトロッと美味。
《作り方》(1個分)
【1】たらこ30gはトースターで4分焼き、粗めにほぐす。茹でたおくら1本は輪切りにする。プロセスチーズ2個(30g)は5mm角に切る。
【2】ポリ袋にご飯100gと【1】を入れ、振りながらよく混ぜ合わせて成形する。
「たこと紅しょうが揚げ玉のおむすび」のレシピ
まるでたこ焼きを食べているみたい!?
《作り方》(1個分)
【1】ゆでたこ40gは5mm幅に切る。せん切り紅しょうが8gは粗く刻む。
【2】耐熱ポリ袋にご飯100g、【1】、和風顆粒だし小さじ1/2、お好み焼きソース大さじ1/2、揚げ玉10gを加えて振りながらよく混ぜ合わせ、電子レンジで30秒加熱する。
【3】袋を開けて粗熱を取ってから成形し、青のり適量を振る。
※電子レンジは600Wを使用。電子レンジで加熱する場合、ポリ袋は耐熱性のものを使用してください。加熱後は粗熱を取ってから成形してください。
「明太子と高菜炒り卵のおむすび」のレシピ
卵はしっかり味付けしておくのが◎。
《作り方》(1個分)
【1】明太子30gはぶつ切りにする。
【2】ボウルに卵1/2個に白だし・砂糖各小さじ1/2を入れて溶き、フライパンに流し入れ、中火で炒り卵を作る。
【3】ポリ袋にご飯100g、【1】、【2】、きざみ高菜漬け20g、ごま油小さじ1/2を入れ、振りながらよく混ぜ合わせて成形する。
「塩さばと梅干し青じそのおむすび」のレシピ
梅干しで魚の臭みを軽減。青じそでさっぱり。
《作り方》(1個分)
ポリ袋にご飯100g、ほぐした焼き塩さば40g、白いりごま小さじ1、種を除いた梅干し2個は果肉をちぎって入れ、振りながらよく混ぜ合わせて成形する。青じそ1枚を巻く。
「焼き鮭と枝豆塩昆布のおむすび」のレシピ
鮭と塩昆布は鉄板のおいしさ!
《作り方》(1個分)
ポリ袋にご飯100g、ほぐした焼き塩鮭30g、茹で枝豆(正味)20g、塩昆布5gを入れ、振りながらよく混ぜ合わせて成形する。
「うなぎと塩もみきゅうり山椒のおむすび」のレシピ
さっぱりきゅうりとうなぎのたれで味付け。
《作り方》(1個分)
【1】うなぎの蒲焼き30gは2cm角に切る。きゅうり1/2本は薄い輪切りにし、塩少量、酢小さじ1を加えて10分ほどおき、水気を絞る。
【2】ポリ袋にご飯100g、【1】、うなぎのたれ小さじ1、粉山椒適量を入れ、振りながらよく混ぜ合わせて成形する。
「ほたてとコーンバターしょうゆのおむすび」のレシピ
食欲そそる焦し感とバターの香り。
《作り方》(1個分)
【1】ほうれん草1株は1cm幅に切る。
【2】フライパンにバター10gを入れて中火にかけ、ベビーほたて(ボイル)3個、コーン(缶詰)20g、【1】を入れて炒める。ほうれん草がしんなりしてきたら、酒・しょうゆ各小さじ1を加えて軽く炒める。
【3】ポリ袋にご飯100g、【2】を入れ、振りながらよく混ぜ合わせて成形する。
「スモークサーモンとクリームチーズ、ディルのおむすび」のレシピ
寿司酢を加えてすっきりとした味わいに。
《作り方》(1個分)
【1】スモークサーモン約3枚は4等分に切る。クリームチーズ2個(36g)は1cm角に切る。
【2】ポリ袋に温かいご飯100g、寿司酢小さじ2を入れて混ぜ、袋を開けて粗熱を取る。
【3】【1】とディル適量をちぎって加え、振りながらよく混ぜ合わせて成形する。
◆教えてくれたのは:料理研究家・宮沢史絵さん
カンタンなのにおいしく、おしゃれな料理が得意。レシピ開発のほか、料理にあったフードコーディネート・スタイリングも手掛ける。https://shie-miyazawa.com/
撮影/菅井淳子 スタイリング/宮沢史絵、植田有香子 調理補助/中嶋美穂 取材・文/近藤鈴佳
※女性セブン2024年11月14日号