会社員なら毎年、健康診断があるが、主婦ともなると健康診断の機会を逃してしまうことも。
それでもわざわざ外に出てまで、調べるのは億劫だという人には、自宅でできる健診を推奨したい。その一部を紹介しよう。
郵送検診キット(日本医学)
「メタボリックシンドローム+生活習慣病検診」など自宅でできる検査キットが9種類。近年女性に人気なのは、子宮頸部を自分でこすって細胞を採取して郵送する「子宮がん健診」。
ピタノート(ユカシカド)
自宅で採った尿を郵送すると、栄養状態を調べた結果をネットで見ることができる。
3種類のコースがあり、『生活習慣改善コース』では不足しやすいビタミン7種類や、過剰摂取しやすいナトリウムなど、15種類の項目をチェック。定期コースもあり、継続的に食生活の改善のサポートもしてくれる。
スマホdeドック(KDDI)
自宅で採った血液を郵送すると、スマートフォンに尿酸値や中性脂肪、胃がんリスクなどの項目の診断結果が届く。申し込みや登録などもスマホ1つでできる。
マイキンソー(サイキンソー)
腸内の状態を健診できるキット。自宅で採便して郵送すると、腸の状態を分析。菌の種類によって自分の腸がどんなタイプなのかわかるうえ、太りやすさや、腸内環境改善プランについてもグラフを使って解説してくれる。
「簡易健診では、健康な人でも体調によって血液の値が跳ね上がる時もあるし、その逆もある。結果をうのみにしすぎないことが重要です。気になる症状があれば、すぐ病院にかかりましょう。
だが、こうした簡易検査が健康を考える一助になるのは事実です。普段健診を受けない女性は、手軽なものから始めてみるといいでしょう」(医療経済ジャーナリストの室井一辰さん)
わずかな一歩があなたの人生を大きく変えるかもしれない。
撮影/平野哲郎
※女性セブン2017年8月10日号
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