当サイトがおくる好評連載『アラ還・オバ記者の悪あがき美容道中』。還暦で、バツイチ独身。オバ記者ことライターの野原広子が、美容・ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。これまで幾度となくダイエットに挑戦し、そのたびに挫折。婚活は、連敗記録を更新中。「痩せてイイ男と結婚したい！」――そう切実に願うオバ記者に春は訪れるのか？
ゆで卵とバナナを朝食にするダイエットを始めたもののなかなか成果の出ないオバ記者。向かったのは、かつて挫折した“部活レベル”にハードなエクササイズの教室だった――。
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バナナとゆで卵の朝食を始めて3週間目。体を真横から鏡に映すと、ふくらんでいたお腹がしぼんできたような。で、息を吸い込んでエイッと凹ませたら、おおおっとぉ！ うっすらあばら骨が浮き上がってきたではないのっ。それでも体重はほとんど変わらないって、いったいどうなってるの？
朝、体重計からおりると、がっかりして、ああ、こうなったら炊き立てご飯にみそ汁、漬け物、納豆、アジの開きの和朝食を食べてやろうかと一瞬思ったけど、今のところそれはしていない。ゆで卵もバナナも、これ以上お手軽なものはないし、それに安いしね。味に変化をつけたいときは、ゆで卵をコーヒーで流し込む。そのときも、ちょびちょびと口に入れて、口先でよく噛んでから飲み込んでいる。
調べたら、ゆで卵1個が約90kcalで、バナナ1本が約80kcal。合わせて約170kcal。これってコンビニのおにぎり1個と同じらしいんだけど、ずっと食べた気がするよ。
とはいえ、夏本番。お腹というより、背中、お尻から太ももにずしりとのっかった皮下脂肪が消えたらどんなにいいか。オバちゃんになると特に、洋服が着映えするかどうかは、服の中身の形にかかっている。てか、デブは老けて見えるんだわ。