終点で「20分の滞在」のあと再びバスで帰路へ
帰り道は操車所から等々力まで一区間歩いて東京駅行きの帰り車に乗る。等々力の滞在時間は20分足らず。
残念ながら帰路は日が暮れたので写真はあきらめたけど、大通りの左右に伸びた道路がどちらも下り坂でまるで馬の背のようなの。それに行きは気づかなかったけれど、目黒駅近くまでひたすらけっこうな上り坂なんだね。
かと思えば突如、目の前に東京タワーが立ちはだかって、ライトアップされたタワーの足元を横目に見ながらバスは東京駅に向かって走る。
世田谷区に住む人にはおなじみのルートかもだけど、長く下町に住む私には新鮮な往復よ。おかげでバスから降りたらちょっとやる気を出して東京駅から日本橋まで歩いて夜10時までやっているカフェでひと仕事。すっかり夜になった街を都バスに乗って帰りましたとさ。5回乗って500円なりって最高でしょ。
◆ライター・オバ記者(野原広子)
1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。
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