
毎年700品近くもの商品が登場し、混戦を極める鍋つゆ市場。自宅で気軽に人気店・有名店気分が楽しめる名店監修商品は、ぜひ味わってみたいもの。そこで、悩める鍋つゆ迷子に向けて、自炊男子としても知られる俳優の布川隼汰さんが激推しの5品を教えてくれました。“絶対に失敗しない”味つけで、鍋三昧の年末年始を楽しんで!
飯テロ王子・布川隼汰さんの名店監修編
「今年は名店監修やコラボの鍋つゆが大豊作。あの味が家で手間なく味わえるなんて、いい時代だなぁ(笑い)。やっぱり大御所店のものは、はずれがないですね。鍋つゆの量が多い場合は少し取り分けておけば、野菜炒めや大根の煮物に加えるなど、お得にアレンジを楽しめますよ」(布川さん・以下同)
◆教えてくれたのは:布川隼汰さん

フッくんこと布川敏和さんを父にもち、15歳で俳優デビュー以来、ドラマや舞台、バラエティ番組等で活躍。自炊男子としても知られ、節約レシピやグルメレポートなども発信中。
【5位】ダイショー「名店監修 鍋スープ すみれ 札幌濃厚みそ味」
北海道・札幌、みそラーメンの名店。味の濃さは健在。インパクト大のコク深い味。

「『すみれ』のガツンとした味わいが鍋でもしっかり感じられる。鮭やほたてを入れて、石狩鍋風にするのもおすすめです」
【4位】ミツカン「けやき監修 札幌味噌鍋つゆ」
北海道・札幌、みそラーメンの名店。具材の味を引き立てる、みそがいい仕事ぶり。
「みその懐の深さを実感…!」

「みその香ばしさ、野菜とマッチする濃度、肉と相性のいい甘みと、どれをとっても完璧! 〆は練りごまとラー油を入れ、にらとひき肉、中華麺を加えて担々麺に」
【3位】ダイショー「名店監修 鍋スープ 一風堂 博多とんこつ赤丸新味」
福岡・博多、人気の豚骨ラーメン店。店よりウマい!? コク・旨み 食べやすさも高レベル。

「九州豚骨の濃厚さを残しながら、具材の水分が加わることで、くどすぎないおいしいスープが完成! 個人的には店で食べるより、こっちのほうが好きかも」
【2位】トリゼンフーズ「華味鳥 鰹と昆布の合わせだし 料亭の和だし鍋」
福岡・博多、水炊きの名店。だしの旨みが主役。やさしく食べ飽きない味。

「かつおと昆布のだしを感じさせながら、主張しすぎない奥ゆかしさ。鍋つゆとしてあるべき姿がここにあり。背面におすすめ食材やレシピが書いていないあたり、“どの具材でもどんとこい”という意思表示にすら感じます!」

【1位】ミツカン「とみ田監修 濃厚豚骨 魚介鍋つゆ」
千葉・松戸、日本一のラーメン店。完璧な再現度で、残らず飲み干したくなる。

「まろやかで濃厚な豚骨しょうゆ、それをくどくさせない魚介の風味、塩味のするどさも感じられる、まさに『とみ田』の味。野菜の水分や肉の脂が出ることも計算したうえで味をしっかりフィットさせていて、メーカーさんのとてつもない努力に脱帽です!」

撮影/玉井幹郎、菅井淳子 調理・スタイリング/宮沢史絵 取材・文/川口ユウ
※女性セブン2025年1月2・9日号