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“ほぼ毎クールドラマ出る女優”工藤美桜 SNSにアップしない趣味を告白「日本舞踊を習い直しています」

美しいフェイスラインを見せる/「工藤美桜 2025カレンダー」(わくわく製作所)
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ドラマの現場では「話しかけられ待ち」です(笑)

──ドラマにほぼ毎クール出演されていて、演技のお仕事は順調かと思いますが、手応えや飛躍を感じたりすることありますか?

工藤:本当にいろんな作品に参加させていただいていて、いろんな役を経験させてもらっていますし、学びはすごくあります。だから、もっと頑張りたいなって思う。今が楽しいですね。着実にこう、1つ1つやっていきたいなって思っています。初めましての方も多いのですが、間近で他の俳優さんのお芝居も見られるってことが、すごく嬉しいです。

──初めましての人は緊張するタイプですか?

工藤:はい、とても(笑)。

──コミュニケーションはどのようにとっていますか?

工藤:私が人見知りしちゃうので、だいぶ自分から話しかけに行くっていうのがハードル高いんです。でも皆さんがめっちゃ優しく話しかけてくれるので、そこを突破してもらって話せる感じです。

──話しかけられ待ちみたいな?

工藤:ちょっとあります(笑)。ホントはダメなんですけど。

──こういう役が楽しいってありますか?

工藤:『全領域異常解決室』や『D&D~医者と刑事の捜査線~』で演じたのですが、人を殺したり殺されたり、ちょっと狂気的な役が楽しいです。アドレナリンが出ている感じですかね。終わった後、やりきった感があるというか。

「フィルムの質感が好き」と話す/「工藤美桜 2025カレンダー」(わくわく製作所)
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「趣味も仕事」になった現状を変えたい

──最近新しく始めた趣味は?

工藤:日本舞踊とピアノをちょっとやり始めました。日本舞踊は4才から12才まで祖母に習っていました。ピアノは6、7才から12才までヤマハで習っていたのですが、中学に進学してからやめてしまいました。

──日本舞踊の教室とか見つけるのが大変そうですね。

工藤:自分がやっていた流派の先生を探して、マンツーマンで受けられるところに通っています。

──それぞれどうして辞めてしまったんですか?

工藤:日舞は、祖母が教えられなくなってしまってしまい、やらなくなりました。ピアノは、小学生からずっとエレクトーンを習っていて、5年生から6年生の1年間だけピアノを習ったんですけど、 エレクトーンに比べて、やっぱピアノってすごく鍵盤が重くて、うまく指が動かなくて。昔の私の性格的に練習するのが嫌いで、なんかちょっと先生と相性が合わないってなったら、「もう無理。やりたくないです」とか言っていました。結構すぐ嫌なことから逃げるタイプだったんですよ。

──嫌なことから逃げる癖は、克服されました?

工藤:克服しました。挑戦するようになったし。なんかやっぱ大人になっていくにつれて直っていくんだって思いました。中学校とか高校前半とかは、それで悩んでいたことがあって、嫌なことから逃げる自分から どうにかこう立ち直りたいというか思っていました。逆に挑戦した方がなんか楽しかったりして、「自分できるじゃん」って思えたので。克服できた時の嬉しさの方が勝ったんですかね。

──お仕事しながら趣味始めるって、時間を作るのが大変じゃないですか?

工藤:私は時間管理に関しては本当下手な人間で。寝るのが好きだし、だらけるのがすごく好きなんですよ。でも私にはその時間がないとうまく機能しないので、必要な時間として確保するんです。だから結構気持ちで行動します。「今日ピアノいきたい」とか、「明日日舞行きたいかも」と思って予約を入れるとか。直感でモチベーションが高まっている時じゃないと動けない人なので。

──日舞の時は格好どういう格好を?

工藤:浴衣を買いました。ちゃんと帯も自分で結ぶんです。着付けの先生と一緒にやって。

──見てみたいですが、SNSにはアップする予定は?

工藤:ないですね(笑)

──趣味をもう1回習おうかなと思ったきっかけはありましたか?

工藤:大人になって、自分は仕事が好きなんですが、なんか「趣味も仕事」みたいになっちゃっていて。例えば仕事のために、この映像を見るとか、この本読むとか。繋がる先が全部仕事になっちゃっていて。それもすごく楽しくていいことだったんですけど、もうちょっと人生に彩りが欲しいなと思って。新しいことを始めるのもいいと思いますが、やっぱ自分が昔やっていて諦めちゃったこととかをもう1回チャレンジしたいなと思って、始めた感じですね。

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