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好調相場が続く日本株、「日経平均4万6000円超え」も 狙いたい「インバウンド銘柄」と「高配当銘柄」を解説

高配当株を買うならタイミングはいつがいい?

高配当株を買うなら、タイミングも重要。基本のルールは「配当を確実に得たければ決算前、安く買いたければ決算後」だ。

配当の権利は「決算期の月末」にその株を保有していることで得られるので、決算期が近づくと多くの人が買い求め、それによって株価が上がる傾向が強い。

決算前に高配当株を買うことで確実に配当を得ることができる(写真/イメージマート)
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「日本では『3月』『9月』『12月』に決算を迎える企業が多いため、この前後に狙いを定めましょう。

例えば、3月期決算の企業なら、3月に入ってからではなく、2月に買うことで“高値掴み”をある程度は防げる。または、決算を終えた4月頃はより安く買うことができる一方、次の決算まで持ち続ける必要があります。

そして、高配当株は、できるかぎり“ほったらかし”にしないこと。株価が上昇し、5年分の配当金が得られたら、その銘柄は持ち続けずに、売ってまた別の高配当株を買うことをおすすめします。例えば、利回り5%の銘柄が25%値上がりしたらそれを売り、また利回り5%の別の銘柄を買う、といった具合です」 「運」と「目利き」次第では、思いもよらないお宝に出会えるかも。

※女性セブン2025年1月16・23日号

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