「太っている女性=モテない」と思う女性は多いだろうが、体重103kgの恋愛カウンセラー・羽林由鶴さんは「体形が恋愛において足かせになることはない」ときっぱり断言する。
「太っているからモテるということではありませんが、太っていてもモテる人はモテる。丸みのある容姿を、温かそう、優しそう、明るい性格とイメージする人はけっこう多いんですよ!」
肥満体型が有利に働く場面もある。
「自分の方が勝っていると思う相手に、人は優しく接しやすいし、『かわいいな』という感情を抱きやすい。最初の期待値が低いほど、ギャップで評価が一気に高まることもある。太っている人に怠け者のイメージを持っている人からは、多少フットワークがいいだけで『マメだね』と評価される。普通にしているだけなのに、ちょっとしたことでよく見えちゃうようです。体形のことで悩む必要なんてないんですよね。やせていてもモテない人ってたくさんいますから」(羽林さん)
羽林さん曰く、太っている自分を恥ずかしい、ダメだと思っている人が多いそう。確かにファッション誌には「膨張色は太って見える」「マイナス3kgに見えるコーディネート」などの見出しが躍る。しかし、隠そうとすれば自信なさげに見えるもの。
「隠したって体形はバレバレです。黒い服を着てスリムに見せようとするとか、サイズのわからないだぼっとした服でお腹を隠すとか、そうやっている間は、人間関係もうまくいかないものです。そんな格好で、みんなの輪の真ん中に入っていくことは難しいでしょう?」(羽林さん)
バービーも、「太っている人ほど派手な色を肌にのせる方がいい」とアドバイスする。
「太っている人が派手な色を着ると、“ボリュームのある体にさらにインパクトのある服なんて着たら、一体どうなってしまうの!?”と思うかもしれません。けれど、そっちの方が周囲のウケもいいんです」
前出の中島もこう話す。
「スタイルがいい人のように何でも着こなせるという訳ではないし、似合う服の形は限られます。
でも、自分なりに似合う服を探していくうちに自分らしさがわかってくる。工夫次第で、体形を隠すというより、自分の体形を生かしてやせている人以上に魅力的に服を着こなすことも不可能ではないと知りました」(中島)
著述家・プロデューサーの湯山玲子さんは、「自覚のあるデブが最強」だとして、最後にこう話した。
「“デブ”というだけで格下に見られることがあるのは事実だし、太っていること自体はマイナスかもしれません。でも、デブを意識して、性格や努力でカバーしようと一生懸命になったら、普通の55kgより、自分磨きをする75kgのデブが愛される。努力できる強さのあるデブに、世間は1票を投じるんです」
どんな体形でも、自分を受け入れ、努力する人の姿は美しいということ。
デブだって幸せになれるんです!
※女性セブン2017年9月7日号
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