温かい鍋料理は胃にやさしく満足度も大! 冷え込む夜に小鍋を食べれば、体の熱量を底上げしながら、心地よい眠りに誘ってくれそう。3人の管理栄養士が考案した、手軽に作ることができて消化にもいい、お夜食小鍋レシピを紹介する。
お夜食小鍋レシピ
鍋の種類により、油が使えないものがあります。食材を焼き付ける場合、事前にフライパンで焼き付けてから鍋に加えてください。
【関口絢子さん考案】「薬味と大根のサムゲタン風鍋」のレシピ
3つの万能薬味ととろとろお米が本格的。
《作り方》(多めの1人分 ※小鍋は6号サイズ 内径約15cm相当)
【1】大根150gと鶏もも肉1/2枚(約130g)長ねぎ1/2本はぶつ切りにする。しょうが1片は薄切り、にんにく1片は半分に切ってつぶす。
【2】鍋に【1】と米大さじ1、鶏がらスープの素大さじ1/2、ごま油大さじ1、塩小さじ1/2、水2カップを入れて具材がやわらかくなるまで中火で加熱する。
【Point】
炊飯器で炊けば、より手軽。材料を入れて通常通り炊飯するだけ!
【金丸絵里加さん考案】「冷凍ほうれん草とツナのかきたま鍋」のレシピ
食べたいときに即できる加工品使いの技!
《作り方》(多めの1人分 ※小鍋は6号サイズ 内径約15cm相当)
【1】鍋にツナ缶(ブロックタイプ)1/2缶を汁ごと入れ、水1と1/2カップ~2カップ、白だし大さじ2、おろししょうが小さじ1を入れて煮立てる。
【2】冷凍ほうれん草100gを凍ったまま加えて中火でひと煮立ちさせ、溶き卵1個分をまわし入れる。仕上げに七味唐辛子少量を振る。
【清水加奈子さん考案】「鶏ひき肉とジンジャーミルク鍋」のレシピ
食物繊維たっぷり!牛乳は上質な睡眠を促す効果大。
《作り方》(多めの1人分 ※小鍋は6号サイズ 内径約15cm相当)
【1】きのこ類(しめじ・しいたけ・えのきたけなど)合わせて100gは食べやすく切る。キャベツ大1枚はざく切りにする。
【2】鍋に水1/2カップ、牛乳1カップ、おろししょうが小さじ1、白だし大さじ1を入れて中火で煮立たせ、【1】と鶏ひき肉100g(成形せずにそのまま)を加えて煮る。
【3】具材に火が通ったら、好みでおろししょうが少量をのせ、ラー油少量をたらす。
◆教えてくれたのは:管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家。美と健康に関するエビデンスに裏付けされた悩み解消レシピが人気。YouTube「ウェルネス キッチン」登録者数は、60万人を超える。https://www.youtube.com/channel/UC6cZRYwUPyvoeOOb0dqrAug
◆教えてくれたのは:管理栄養士・金丸絵里加さん
料理研究家。健康的な家庭料理を提案。栄養指導やダイエットのアドバイスなども行う。著書に『体がととのうスープ』(Gakken)ほか多数。https://www.instagram.com/erika_kanamaru/
◆教えてくれたのは:管理栄養士・清水加奈子さん
フードコーディネーター。国際中医薬膳師、国際中医師などの資格を持つ。アイデアレシピ、ダイエットレシピの提案・講師などを行う。http://www.kanako-shimizu.com/
撮影/田中宏幸 取材・文/川越光笑
※女性セブン2025年2月6日号