
「小室圭さんの母が語る」――書店では、書籍のタイトルよりも、帯に堂々と書かれたこの一文が目に飛び込んでくる。グラデーションがかかった薄いピンク色の書籍には、どこか申し訳なさそうな小さい文字で『ブランニューデイ あたらしい日』とタイトルが記される。
2月6日、小室圭さんの母である小室佳代さんの初の自伝エッセイが発売され、書店に並び始めた。
この書籍の発売が知らされたのは、1月中旬のこと。突如としてネット書店で予約が始まったエッセイ本『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版社)の著者が、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さんの義母である小室佳代さんであったことに、皇室関係者のみならず、日本中が驚いた。
「皇族の関係者にあたる方が、書籍やインターネット上で、プライベートを詳らかにすることはタブー中のタブーとされています。ましてや佳代さんとなれば、眞子さんとの結婚にまつわるトラブルに関する “暴露”に近い内容もあるのではないかと、関係者は戦慄していました。
しかし、蓋を開けてみれば、秋篠宮家との関係性やトラブルについては言及されておらず、母目線で描かれた息子の成長物語といった内容。想像以上に圭さんのことばかりが書かれていたので、正直驚きました」(皇室ジャーナリスト)
プライベート写真が挟み込まれて
確かに本書は圭さんに始まり、圭さんに終わるといっても過言ではない内容だ。たとえば書籍のトビラ(表紙を開いて一番最初に現れるページ)にあたる部分は、彼が小学生の頃に描いた佳代さんのスケッチが掲載されている。
「ほかにも、大学入学や司法試験については圭さんが眞子さんと結婚しようと思い始めた日のこと、さらに彼の留学先でのプライベート写真が挟み込まれていたりします。
あくまで佳代さん目線ということを忘れないでほしいのですが、これを読めば圭さんについてかなり詳しくなるでしょう(笑い)」(出版関係者)

また、本書では彼が17年の婚約内定会見で好きな言葉と挙げたことで有名な、『LET IT BE』を座右の銘にしている理由も明かされている。
「ネタバレになるから詳しくは言えませんが、佳代さんとも知り合いの女性が、ある出来事をきっかけに圭さんの視野を大きく広げてくれたエピソードが書かれています。その話のなかで、『LET IT BE』にまつわる秘話が明かされているのです。『LET IT BE』とは、“あるがまま”とか“そのままで”という意味ですが、世間を騒がせたときも、決して自分らしさを失わず、自然体でい続けた圭さんの原点がわかったような気がしますね」(前出・出版関係者)
圭さん一色の本書。気になる売れ行きはどうなのだろうか。別の出版社が話す。
「エッセイ本というジャンルでヒット作が出づらい昨今にしては、かなり良い売れ行きを見せています。このままこの売れ行きをキープすれば、そう遠くないタイミングで重版がかかるのではないでしょうか」
佳代さんはこの吉報をどう息子に知らせるか――















































