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15年前から男女格差は変わらず
総務省が5年に1度、国民の生活スタイルを調べる「社会生活基本調査」によれば、家事関連時間の男女格差は、長年変化がないという。
「2022年に発表されたものが最新ですが、15年前とほとんど変化がないというのです。育児についても、父親のかかわる時間は増加傾向にありますが、比例して妻の時間も増えているので、やはり、その差はほとんど変わりませんでした。いまだに男性のほうが長時間労働が多いなどの、社会全体の就労の問題があると見られています。」(人材コンサルタント)
「イクメン」や「カジダン」という言葉が定着しつつあるが、いまだ家計は夫が支えるケースが多いという現状がうかがえる。もっとも、仕事での稼ぎによる「夫婦間格差」が、そのまま夫婦の関係につながるわけではない。それを口実に、妻を支配するような夫がいることが問題なのである。
夫の趣味に付き合い続けることが妻の務めではないし、嫌がる妻にいつまでも強要すべきではない。
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