
衛生マスクや生活雑貨、美容関連グッズなど多岐にわたる商品を扱うメーカー「医食同源ドットコム」。今回紹介するのは「おいしい、かつ健康」を意識した食品だ。
「手軽で健康的な食品の開発を2021年にスタートし、2023年から『やさいスナックシリーズ』と『きのこスナックシリーズ』、『イカの誘惑シリーズ』、『さつまいもスティック』、『完熟イモ』の販売を開始しました」(同社マーケティング部の成田彩さん・以下同)

その特徴は、素材そのものを真空フライ製法で調理している点だ。
「フライヤーを真空に近づけて水分の沸点を下げ、効率よくフライ乾燥させる製法です。通常より低い温度で揚げられるため、おいしさや風味、本来の色合いを損ないにくい。また、素材に細かな穴が開き、サクサクとしたクリスピーな食感に仕上がります」
栄養分も逃さない。

「『しいたけスナック』であれば、1袋あたり食物繊維15.1gを摂取でき、これはレタス約4個分【※日本食品標準成分表2020年版(八訂)「レタス 土耕栽培、結球葉、生」の食物繊維総量より算出。レタス可食部323gを1個分として算出】に相当します。『オクラ&長芋スナック』は、1袋あたり食物繊維9g、アミノ酸を681mg摂れます」
現在、別掲の商品に加え『ブロッコリー茎スティック(七味醤油マヨ味)』を加えた計5商品を展開。なぜこれらの素材を選んだのだろうか。

「素材本来のおいしさや軽快な歯ごたえ、栄養素、見た目のインパクトなどにこだわり、さまざまな食材を真空フライにして選び抜きました」
イカのスナックも好評だ。

「イカを揚げるとサクッとした歯ごたえになり、キムチやマヨネーズなど調味料との相性も抜群。ぺルー産のアメリカオオアカイカの切り身を、そのまま調理しています」

『さつまいもスティック』もさつまいもを真空フライし、『完熟イモ』は、本来の甘みを堪能できる製法を採用。

「蒸して焼いてを3回繰り返す三度蒸・三度焼製法です。しっとりとした甘みを感じられます」

ほかに1食(20g)あたり、たんぱく質11.6g、11種類のビタミンを配合した『たんぱくたっぷりコーンスープ』もある。

「お湯や牛乳などに溶くタイプです。お食事に追加すれば手軽に栄養を摂取することができます」
いずれも保存に便利なジップ付き。小腹がすいたときやお酒のつまみにおすすめだ。
取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2025年3月13日号