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Snow Manメンバーの舞台『祭 GALA』が“保留”、IMP.の主演舞台に『滝沢歌舞伎』と酷似する演出があることも影響か 歯車が狂い始めた師弟関係 

恩師である滝沢秀明との師弟関係が狂い始めたSnow Manのメンバー
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いまから13年前。Snow Manの結成が発表されたのは、舞台『滝沢歌舞伎』でのこと。グループ名も滝沢が命名し、Snow Manにとって彼は恩師とも呼べる存在だった。しかし、2022年10月に滝沢が退所すると、師弟関係という歯車が少しずつ狂い始めて──。

東京・中央区の新橋演舞場。その目の前にある桜が例年通りに咲き誇るなか、芸能関係者がため息交じりに話す。

「毎年春の新橋演舞場は、滝沢秀明さん(43才)が関係する公演がお決まりとなっていました。2006年から2018年までは、舞台『滝沢演舞城』と『滝沢歌舞伎』、2019年からは滝沢さんの“愛弟子”Snow Manがメンバー全員で主演を引き継いだ『滝沢歌舞伎ZERO』、そして昨年は、滝沢歌舞伎の後継としてSnow Manの3人が主演を務める『祭 GALA』が上演されました。

一般チケットは販売開始と同時に即完売し、連日満員御礼となったため、今年も『祭 GALA』の公演があるのだと思っていましたが、年が明けてもなかなか新橋演舞場の公演情報が発表されなかった。3月にようやく情報が解禁されたのですが、それが驚きの内容で……」(芸能関係者)

発表されたのは、新橋演舞場を運営する松竹の創業130年を記念する「思い出の松竹銀幕セレクションin新橋演舞場」なるもの。4月5日から17日まで、松竹ゆかりの名画を上映するという。前出の芸能関係者が続ける。

「この時期に新橋演舞場でチケット料金が安価な昔の映画を上映するなんて、関係者一同仰天でした。20年以上、人気アイドルの舞台が続いていた“枠”ですからね。4月に入っても『祭 GALA』の公演日程が発表されていないことを考えると、今年の春はおろか、公演企画自体が消滅してしまったのではと囁かれています」

「さらにパワーアップして帰ってきたい」

昨年4月、滝沢歌舞伎の後継として始まった『祭 GALA』は、Snow Manの岩本照(31才)、深澤辰哉(32才)、宮舘涼太(32才)が主演・演出を務める舞台だ。

「最大の見せ場は、降りしきる水の中での激しいダンスや、お囃子の演奏とともに3人が艶やかに舞う歌舞伎パートで、各々の個性が光りました。『滝沢歌舞伎』のように桜の花びらを散らす演出こそなかったものの、冒頭はピンクの照明で会場が照らされるなど、春を感じさせる演出が続きました」(前出・芸能関係者)

昨年の公開稽古の際、岩本は次のように述べ、『祭 GALA』が春の風物詩となることを予感させた。

「毎年4月に出演させてもらえてありがたい。今年は桜の開花と同じくらいのタイミング。春が来るなと感じています」

昨年の『祭 GALA』のエンディングでは『この舞台をずっと続けていきたい』と明言した宮舘(左)、岩本(中)、深澤
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また、昨年12月に発売されたDVDに収録されたメイキング映像でも、演者が来年以降も公演が続くことを示唆していた。

「宮舘さんが『さらにパワーアップして帰ってきたい』と語ったり、ある演出について3人が話す場面では、深澤さんが『(この演出は)来年加えるの?』とほかのメンバーに質問したりもしていました」(前出・芸能関係者)

いま、桜の季節の新橋で、今春の上演を信じて疑わなかったファンからは戸惑いの声があがっている。

「松竹の舞台のチケットが優先的に購入できる『松竹歌舞伎会』に年会費を払って入会し、『祭 GALA』に備えたのに、今年中にやるかどうかもわからなくなってきました」(Snow Manのファン)

大量の水が降る中での大立ち回り

3月9日、アイドルグループIMP.が主演する舞台『IMPACT』の製作発表記者会見が行われた。5月に名古屋の御園座から始まり、3都市で上演される同舞台は滝沢が演出し、彼が率いる「TOBE」に所属する7人組グループIMP.が初主演する。

「旧ジャニーズ事務所時代から、数々の滝沢歌舞伎シリーズを世に出した滝沢さんがTOBE設立後、初めて演出を務めます。しかも製作は滝沢歌舞伎や『祭 GALA』と同じ松竹なのです」(舞台関係者)

さらにこの舞台は製作会社が同じだけでなく、これまで滝沢が作ってきた舞台と酷似する演出が少なくないという。

「歌や踊りなどのショーパートと、『滝沢歌舞伎』ではおなじみの演目『平将門』を上演する芝居パートで構成され、さらに10tの水を30分間降らせながら大立ち回りをするといった演出もあるといいます。これを聞く限り、『滝沢歌舞伎』はもちろん『祭 GALA』とも趣向が似たような舞台になることは想像に難くありません」(興行関係者)

宮舘は、歌舞伎や時代劇で積んだ経験を生かした
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IMP.はかつてIMPACTorsというグループ名でジャニーズJr.として活動。その当時、Snow Manは事務所の先輩だった。

「かつての後輩であるIMP.がそっくりな歌舞伎の舞台をやることに業界内では衝撃が走りました。しかも彼らの舞台の演出は、Snow Manと師弟関係にある滝沢さんが務め、製作も同じ松竹がやるんですから。内容が比較され、互いのファン同士のバトルを煽る展開にもなりかねません。

そうした背景があり、今年の『祭 GALA』の公演が“保留”されたともっぱらです。さらに『祭 GALA』の2年目以降は、松竹とタッグを組まない可能性も出てきたそうです。この反応は松竹としては予想外だったようで、“どうしてこんなことになったのか”と大慌てだとか」(前出・興行関係者)

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