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《アンチエイジング最前線レポート》安い・効果しっかりの「韓流美肌治療」を日本で!

 

『SBC NEO Skin Clinic 恵比寿』院長の吉川優菜さん(写真/平林直己)
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新しい機器や技術をいち早く取り入れ、世界でも最先端の美容医療が受けられる韓国。肌のトーンが均一で内側から発光するような「水光肌」といった美容トレンドも、次々発信されている。施術の価格も日本より安価な場合が多いため、いま、韓国に渡って最新の美容医療を受ける人が増えている。

また、韓国の美容医療は「しっかり効果を出す」ことが重視されるため、コスパのよさも魅力。こうした韓国の美肌治療を日本にいながらにして受けられると話題なのが、『SBC NEO Skin Clinic 恵比寿』だ。

◾️韓国では美容皮膚科での「肌育」があたりまえ

「最新のトレンドは、肌を健康で美しく保つための『肌管理』や、肌を土台からケアする『肌育』です」と話すのは、院長の吉川優菜さん。

「当クリニックは韓国でも人気の49の治療メニューを揃え、最新の機器や治療で肌管理ができます。まだ日本では少ない機器も多いんですよ。
皮膚科のトレンドは日々移り変わっていくので、時代の変化や患者様からのご要望、国内外の情報などを多角的にキャッチしながら、今後も旬の治療メニューをよりスピーディーに導入していく予定です。

また、『美容医療は継続することが大切』という考えのもと、チャレンジしやすい価格を実現しました。美容皮膚科でのケアがあたりまえの韓国同様、美容院のように気軽に通って欲しいですね」(吉川さん・以下同)

美容医療に興味はあるが、いきなり韓国で体験するのは心配、というアラフィフにおすすめの治療について吉川さんに聞いた。

◾️皮膚科治療は継続することが大事。ストレスのない頻度で通えばOK

加齢とともに肌悩みは増えていくものだが、40〜50代女性が美肌治療を始めるときのポイントは?

「皮膚科治療は、外科と違って1回で劇的な効果を感じられるものではないので、回数をかけて改善していくことが大切です。月に1度くらいのペースで通うのが理想ですが、ご自身にとってストレスのない頻度で通うことが大事だと思います。

また、友達との旅行、同窓会などイベントに向けてキレイになりたいというかたは、ゴールから逆算を。イベントとダウンタイムが重ならないようにしっかり計画を立てる必要があるので、ゴールまでにベストな肌になれるようカウンセリングしています。家族や周りに施術したことを気づかれたくない、という場合は、ダウンタイムのほとんど出ない施術を提案することもできます。

いずれの場合も、そのときどきで肌の状態は変わりますから、使う機器はもちろん、機械のエネルギー出力やショット数も含めて、一人ひとりに合った治療をカスタマイズします。

治療の結果をしっかり出す韓国では、エネルギーを強めに設定しているため『施術が痛くて驚いた』という人も多いよう。当院では、もちろん塗る麻酔等で痛みのケアをしていますが『No pain,No beauty』とおっしゃるかたもいますね(笑)。」

40~50代は「プルリアル」や「ポテンツァ」などで肌の再生力を取り戻す

最新の治療の中から、吉川さんが「40〜50代におすすめ」として選んだのは次の3つ。

●プルリアル
肌の再生を目的とした注入治療。肌の水分量を高め、コラーゲンの生成を促進。肌のハリや弾力などを改善する。『NEO Skin Clinic 恵比寿』では「バイオスカルプチャー」「シルク」「デンシファイ」の3剤を導入。

「プルリアルは馴染みがよい薬剤で、ヒアルロン酸注入よりも仕上がりがナチュラル。バイオスカルプチャーはこめかみや頬のコケ、ほうれい線などのボリュームアップに。シルクは目の下の小じわなどに。デンシファイはおでこのしわや首の横しわ、頬の肌質改善などに適しています。3剤を使い分けながら肌育ができますよ」

『プルリアルデンシファイ』は頬の肌質改善にも効果的。2回の施術後は赤みが薄くなった。プルリアルデンシファイ1本(2cc)5万8000円。
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ポテンツァ
マイクロニードルと高周波を組み合わせた治療。肌悩みに合わせて高周波チップを選択し、肌の再生力を高める。「痛いけど毛穴がなくなる!」と韓国美容を代表する人気施術。

「ポテンツァには4種類のチップがあり、目的に応じて使い分けます。「CP」は毛穴や肌質改善に、「ダイヤモンド」は引き締め、「SFA」は目周りの小じわにも使えます。「DDR」は他の治療と併用し、それらの効果をアップするために使用できるお助けチップです」

『ポテンツァ』のCPチップで施術。CPチップはラジオ波を照射後、薬剤の投入もできるのが特徴。頬や顎周りの肌が滑らかに変化。ポテンツァのCPチップ顔1回5万9900円。
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●ソフウェーブ
1.5mmの深さの真皮中層に超音波エネルギーを与え、コラーゲンやエラスチンの生成を助ける。たるみやしわの改善に。

「40〜50代になると、顔にお肉がつくタイプと痩せて頬がコケてしまうタイプに分かれるのですが、ソフウェーブは頬をコケさせたくないけどたるみは治療したいという方におすすめ。真皮にしっかりと熱を加えるのは実は難しい技術で、今注目のアンチエイジング治療です」

◾️自身も継続している定番のボトックスは、毎日30人以上に施術

吉川さんも継続している定番のボトックスは根強い人気(写真/平林直己)
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数ある治療の中で吉川さんが実際に継続しているのは、脂肪を溶解する「新・脂肪溶解リニアHIFU」や冷却することで脂肪を落とす「クールスカルプティング(R)」だという。

「『新・脂肪溶解リニアHIFU』は旅行や撮影前にフェイスラインを整えたいときに。『クールスカルプティング(R)』は自分では落としにくい二の腕や内ももの脂肪を落とせるので気に入っています。

定番ですが、ボトックス注射も欠かせません。私はあごに力が入りやすく食いしばりがあったので、あごとえらに注入してフェイスラインをスッキリさせています。また施術中の汗を抑えるために、脇にも注射しています。
ボトックスはスタッフのメンテナンスでのご指名も多く、症例数も多いですね。1日に30人以上は打っているかもしれません(笑)。

IPL光治療の『ルメッカ』も欠かせない施術のひとつ。当クリニックのルメッカは2種類のモードを重ね打ちすることで、シミやくすみだけでなく、赤みの改善に効果的です」

IPL光治療の『ルメッカ』で頬の肌質を改善。施術後は赤みが取れ、毛穴も目立たない滑らかな肌に。ルメッカ全顔1回1万2800円。
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「当院は機器の多さも特徴ですが、私がいちばん得意とするのは患者様に合わせた肌育プランを提案すること。
治療では患者様と医師の信頼関係が重要なので、悩みを相談しやすい医師を選ぶことも大切。相性のよい医師がみつかったら、指名をして二人三脚で治療をするのもおすすめです」

「肌悩みを相談しやすい医師と、二人三脚で治療を」(写真/平林直己)
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(プロフィール)
吉川優菜さん
よしかわ・ゆうな。2020年聖マリアンナ医科大学医学部医学科卒業。昭和大学病院勤務後、2022年に湘南美容クリニック入職。2025年4月より現職に。肌育治療を得意とし、あらゆる施術をオールマイティにこなす。
『NEO Skin Clinic 恵比寿』https://www.sbc-neoskinclinic.jp/

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