
写真9枚
だしの旨みとしょうゆのコクが絶妙にブレンドされた万能調味料・めんつゆ。各メーカーがしのぎを削る逸品の中から“本当においしい品”を、こだわり派のプロが厳選した。500ml換算すると1000円以上になる高級路線の商品(商品価格はすべて編集部調べ)から、しょうゆ研究家・料理漫画研究家の杉村啓さん選んだ、高級めんつゆのベストバイを7品紹介!
素材・技・価格…すべてが別格!
素材も価格も高級なめんつゆはちょっとずつ大事に使いたくなるが、杉村さんはこうアドバイスする。
「めんつゆは開封すると、時間と共に風味が落ちていきます。特に高価なものは少量を購入して、おいしいうちに食べ切るのが正解。ごほうび的に取り入れるのがいいですよ」(杉村さん・以下同)
【500ml換算すると1816円】久原本家「茅乃舎だしつゆ」(濃縮タイプ)
あごだしの香りが際立つ万能つゆの決定版。

写真9枚
「九州ではおなじみのあごだしを使っためんつゆで、かつおだしや昆布だしのものとはひと味違う風味を楽しめます。だしが強く感じられ、つけつゆ・かけつゆ問わず、いろいろな料理に幅広く使える、お気に入りの1本です」
【500ml換算すると1583円】うね乃「京のそばつゆ」(ストレート)
京都のだし専門店が手掛ける風味豊かなつゆ。

写真9枚
「さすがだし専門店と言える風味豊かな味わい。そば湯で割って飲むと、そのおいしさが一層際立ちます。期間限定で発売されるそうめんつゆもおすすめです」
【500ml換算すると1944円】ヤマロク醤油「菊つゆ」(3倍濃縮)
木桶仕込みの熟成しょうゆが生み出す芳醇だし。

写真9枚
「木桶文化を守る小豆島の蔵元が手掛けるめんつゆ。2年かけて熟成させたしょうゆ・“菊醤”をベースにした、濃い旨みとキレのある味わいが特徴で、卵かけごはんにも最高です」