9月ならば出席できる
互いに隠れたメッセージを送る母たちだが、どんなに溝が深くても、紀子さまは眞子さんが皇族として生きた30年を最も近くで支えた実の母である。初産を控えた眞子さんにとっても、心強い存在であるはずだ。
「秋篠宮ご夫妻が私的な理由で海外訪問することは可能で、また紀子さまも眞子さんの体調を憂慮されているようです。ただ秋篠宮家への風当たりが強いなか、世間を騒がせて日本を去った眞子さんを“孫の顔見たさ”で訪問されるのは現実的でなく、公務などの大義名分が必要でしょう。さらにいま、紀子さまには将来の天皇である悠仁さまを見守られるという大仕事がありますから」(宮内庁関係者)
複雑に絡み合う糸をほぐす唯一の機会となるのが、9月6日、悠仁さまの19才の誕生日に実施される「成年式」だ。
「男性皇族がご成年時に成年皇族としての第一歩を踏み出される儀式です。これまで20才の誕生日当日に行われていましたが、民法改正で成年となるのが18才となり、慣例とは異なる対応となりました。悠仁さまの大学進学への影響なども考慮して、今年3月や5月に行う説も出たなか、9月に開催される運びとなりました。準備は目下進行中で、紀子さまも奔走されています」(前出・宮内庁関係者)

1980年に天皇陛下の成年式が行われた際は、成年皇族に加えて、昭和天皇の四女であり、結婚を機に皇籍を離脱された池田厚子さんとその夫も参加した。
「前例にのっとれば、元成年皇族で、悠仁さまの姉である眞子さんと夫の小室さんが成年式に招待されることは確実です。しかも出産を控えた3月や5月なら参加できなかったでしょうが、9月ならば出席できる可能性が大いにあります。秋篠宮ご夫妻と孫を対面させるという大義名分もできますからね。
実際に相対したときに紀子さまと眞子さんがどのようなお気持ちを抱かれるかは想像もつきません。しかし、9月に成年式が行われることにお二人は運命的なものを感じられたのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
宮内庁は、眞子さんの出産や秋篠宮ご夫妻が渡米される予定について『女性セブン』の取材に「承知しておりません」と回答した。
悠仁さまの成年式に小室さん夫妻が出席するかについては、「悠仁親王殿下の成年式等については、現在、準備を進めているところです」と回答した。
※女性セブン2025年6月5・12日号