
「おふたりともあまりにもつつましい姿だったので、彼らが元プリンセスとその夫だとは思いませんでした。確かに雰囲気が穏やかでしたし、何よりベビーカーに乗る赤ちゃんへのまなざしが本当に温かかったです」(小室さん夫妻が行きつけの食料品店の店員)
2021年10月に小室圭さん(33 才)と結婚し渡米した秋篠宮家の長女・小室眞子さん(33才)がアメリカで第一子を出産していたことが『女性セブン』の取材でわかった。
5月中旬、ニューヨーク・マンハッタンから車で1時間ほどのエリアの住宅街に、ベビーカーを押す小室さん夫妻の姿があった。

圭さんはブルーのシャツにチノパン、眞子さんはシャツとデニムという組み合わせにグレーのカーディガンを羽織ったカジュアルなスタイリングだった。ひとめでわかるブランドものはなく、彼らの堅実な生活ぶりが伺えたが、それはベビーカーひとつとってもそうだという。
「この日、小室さん夫妻が押していたベビーカーは、大衆的なスーパーマーケットでも取り扱いがある、日本円にして1万2000円ほどのものでした。最近はいわゆる“セレブママ”に向けた、洗練されたデザインと機能性を兼ね備えた高級ラインのベビーカーが数多く発売されていて、10~15万円近くする商品も少なくない。特に日本の東京では、セレブママたちが高級さを競い合う“ベビーカーマウンティング”なる現象も起きていると聞きます。そんななか、この商品を選ぶというところが彼ららしいと思いました。
小室さんは現在“パパ育休”を取っているという話もありますし、これらのアイテムは小室さんのチョイスとも言えそうです」(在米ジャーナリスト)
小室さんは、眞子さんとの結婚が決まる前から生粋の節約家だった。皇室ジャーナリストが話す。
「婚約内定が報じられた翌2017年5月17日の朝には、マスコミの取材攻勢を案じる宮内庁サイドから『タクシーで出社してほしい』と持ち掛けられるも、『高額なタクシー代は出せませんから……』と返答したことが話題になりました。さらに、婚約内定会見を目前に控えたタイミングで、地元の書店に行き『月たった2万円のふたりごはん』という書籍を買ったこともありました」
倹約家の裏には、母・小室佳代さんの存在がありそうだ。

「小室さんは一般家庭にしては、かなりお金をかけた教育を施してもらったという印象です。幼いころからバイオリンを習い、小学校は越境して私立に入り、中学高校はインターナショナルスクール、そして大学は国際基督教大学(ICU)に通っていました。早くに父を亡くし、母子家庭であったことも考えると、家計的に相当厳しかったはずです。間近で佳代さんの質素倹約な生活を見てきたからこそ、いまもなおその価値観が消えないのではないでしょうか。
そしていま、眞子さんもその価値観をしっかりと受け入れている。おふたりが結婚して3年半。夫婦の盤石な絆を感じます」(前出・皇室ジャーナリスト)

アメリカでの子育てはまだ始まったばかりだ。











