料理・レシピ

《京都の人が愛する麺》絶品の「冷たいそば」 「冷やかけすだちいちじく」「冷やしにしんそば」など6選

《京都の人が愛する麺》絶品の「冷たいそば」 「冷やかけすだちいちじく」「冷やしにしんそば」など6選
京都の人が愛する、絶品の「冷たいそば」(撮影/杉原照夫(WEST)、玉井幹郎)
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桜が散ったと思ったら、一気に季節は夏へと向かい始めた。新緑と初夏の風を感じながら食べたくなるのは「冷たい麺」。そばやうどん、冷麺など麺文化が根づく古都・京都で、さわやかで涼しげな見た目にも美しい「冷たいそば」を、地元に精通する文化人や京都グルメを知り尽くす地元情報メディア『Leaf KYOTO』に教えてもらった。

すだちといちじくのダブルの酸味がマッチ

「すば」は店舗にある製麺所で作る自家製そばを、「うどんのだし」に合わせた新進気鋭の立ち食いそば店。「冷やかけすだちいちじく」(1300円)は、たっぷりのすだちといちじくは酸味と甘さのバランスがバッチリ。

冷やかけすだちいちじく/1300円
冷やかけすだちいちじく/1300円(写真提供/すば)
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「すば」
「すば」(写真提供/すば)
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◆「すば」

京都府京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町182-10

濃いめのつゆに風味豊かな自家製麺が絡み合う

「そば処 志な乃」の「天ざる」(1800円)は、国産のそば粉を使った細めの自家製製麺に、めじか、さば、利尻昆布からとっただしをベースにしたつゆがよく合う。えび、なす、ししとう、玉ねぎ、大葉、のりなど、さくさくの天ぷらもボリュームたっぷり。

天ざる/1800円
天ざる/1800円
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代表・瀬口正さん「女性でもぺろりと食べてもらえます」
代表・瀬口正さん「女性でもぺろりと食べてもらえます」
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「そば処 志な乃」
「そば処 志な乃」
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◆「そば処 志な乃」

京都府京都市左京区正往寺町462-2 インペリアル岡崎 1F

キリッとしまったそばにほろほろにしんの甘みが至高

「京都総本家 にしんそば松葉」は、1861年創業、「にしんそば」発祥の名店。「冷やしにしんそば 」(2090円)は、薄味の上品なだしと、甘めに味つけされた肉厚なニシンで奥深い味わいに。温かいにしんそばにはない、山芋と卵でやさしい食べ心地に。九条ねぎはもちろん、七味唐辛子を入れて味の変化を楽しんで。

冷やしにしんそば /2090円
冷やしにしんそば /2090円(撮影/玉井幹郎)
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企画室取締役・松野容子さん「大根おろしがのった“冷やしにしんおろしそば”もおすすめです」
企画室取締役・松野容子さん「大根おろしがのった“冷やしにしんおろしそば”もおすすめです」(撮影/玉井幹郎)
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「京都総本家 にしんそば松葉」
「京都総本家 にしんそば松葉」(撮影/玉井幹郎)
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◆「京都総本家 にしんそば松葉」

京都府京都市東山区四条大橋東入ル川端町192

ふっくらジューシーなおあげと紅しょうがが好相性

「本家 田毎」は、明治元年創業の歴史ある名店。「ひやしきつね 」(1090円)は、京都の地下水を使って作られた繊細でコシのあるそばと、昆布とかつおぶしのだしが美味。たっぷりの刻みのりにさっぱりとした大根おろしと甘いおあげの見事な調和に、紅しょうがのアクセントがぴったり。

ひやしきつね /1090円
ひやしきつね /1090円(撮影/玉井幹郎)
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社長・堀部和宏さん「最後はそば湯であたたまって」
社長・堀部和宏さん「最後はそば湯であたたまって」(撮影/玉井幹郎)
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「本家 田毎」
「本家 田毎」(撮影/玉井幹郎)
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◆「本家 田毎」

京都府京都市中京区三条通寺町東入ル石橋町12