「焼きトマトの中華だれ」のレシピ
焼くと旨みが増すトマト。ご飯にかけても美味しい。中華だれは、サラダや冷奴と合わせても。

【トマトの栄養】抗酸化作用があるリコピンやビタミンC、β-カロテンも多い。トマトよりミニトマトのほうが栄養価が高い。
《材料》(2人分)
ミニトマト(好みの色で)…20個 にんにく…1/2片
【A】(中華だれの材料)
長ねぎ…10cm程度(粗みじん切り) 花椒…10粒(つぶす) しょうゆ…小さじ1 砂糖…小さじ1 豆板醤…小さじ1/3〜1/2 ごま油…小さじ1
塩…ひとつまみ オリーブオイル…大さじ1
《作り方》
【1】ミニトマトはヘタを取って横半分に切る。にんにくはみじん切りにする。
【2】【A】をよく混ぜ合わせる。
【3】フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかける。香りが立ってきたらトマトの切り口を下にして入れ、塩をふり、弱めの中火にして焼く。
【4】トマトに焼き色がついたら上下を返し、弱火にして1〜2分焼く。器に盛り、【2】をかける。
《スパイス&ハーブ》
・花椒
麻婆豆腐でもおなじみ。かしょうやホアジャオと呼ばれ、しびれる辛さが特徴。加えると本格的な味わいになる。
「焼きなすの白みそヨーグルトソース」のレシピ
とろとろのなすに、みそのコクがきいたソースをかけて。(ソースはフルーツにかけてもgood!)

【なすの栄養】夏なすは皮が厚く、身が詰まっている。強い抗酸化作用のあるナスニン(アントシアニンの一種)も豊富で老化防止効果も高い。
《作り方》
【1】なすは皮ごと縦半分に切る。皮側に5mm幅の斜めの切り込みを入れる。全体に塩をまぶし、水に5〜10分ほどつけてアク抜きをする。さっと水洗いしたらざるに上げて表面の水気をふき、オリーブオイル大さじ1を全体にからめる。
【2】フライパンに残りのオリーブオイルを中火で熱し、【1】の皮目を下にして並べ入れ、塩ひとつまみ(分量外)をふる。皮が鮮やかな色になったら裏返す。火が通ったら器に盛る。
【3】【A】をよく混ぜ合わせて好みの量をかけ、粉山椒をふる。
《材料》(2人分)
なす…3〜4本 塩…大さじ1/2 オリーブオイル…大さじ21/2
【A】(白みそヨーグルトソースの材料)(作りやすい分量)
白みそ…大さじ2 プレーンヨーグルト…大さじ2 レモンやすだちなど、好みの柑橘の果汁…小さじ1
粉山椒…適量
《スパイス&ハーブ》
・粉山椒
山椒の果皮を乾燥させて粉末にしたもの。爽やかで品のある風味。みそやしょうゆとも相性がいい。
◆教えてくれたのは:料理家・小堀紀代美さん

世界を旅する中から生まれたレシピは、食材や味を合わせるセンスの高さが評判。洗練されたスパイスやハーブ使いにも定評がある。定番野菜が、スパイスやハーブ、ソース使いで新鮮な美味しさに! 食卓をおしゃれに彩る『いつもの野菜ひとつで美味レシピ』(小学館) が好評発売中。
撮影/神林 環 スタイリング/西崎弥沙 栄養監修/清水加奈子 取材・文/松田亜子
※女性セブン2025年6月19日号