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《再反論の中居正広》フジテレビ親会社の株主総会前に名誉を回復したい事情 15年来の恋人はいまも甲斐甲斐しく身の回りをサポート

自己破産を考えていると

これに納得のいかない中居サイドは5月30日、再び第三者委員会に対し、証拠などの開示を要求。その文書で明かした“秘策”が、元女性アナウンサーとのメールのやりとりだった。

中居側は《両者には複数回の会食の機会があった》と女性との良好な関係性を示した上で、《家族やプライベートの出来事に関して様々なやりとりもあり、メールで『勇気づけられた』等のお礼をもらうような関係でもありました》と文書に記載。報告書では伏せられた“真実”のメールの内容を初めて明かしたのだ。

「中居さん側は、当事者に反論の機会が与えられないまま一方的に事実認定が行われたことを問題視していました。そもそも第三者委員会の調査には限界があり、裁判所や捜査当局の事実認定と食い違うこともある。だからこそ、中居さんは真実を知る当事者として、沈黙を破る覚悟を決めたのです」(前出・芸能リポーター)

一方で女性側の弁護士は中居の主張には事実と異なるところがあると反発し、《さらなる加害に他ならない》と猛批判。双方の主張は真っ向から対立している。中居には6月25日に行われるフジテレビの親会社の株主総会前に、名誉と社会的信用を回復しておきたいという事情もあるようだ。

「3月に株主の男性が旧経営陣らに対し233億円の損害賠償を求める株主代表訴訟を起こしています。発端となった中居さんが訴えられる可能性もゼロではなく、もし訴えられれば、その賠償額は中居さんにも到底支払える額ではない。一時は自己破産を考えているという噂もまことしやかに飛び交っていました」(前出・芸能関係者)

中居側は当初、守秘義務の解除によって《新たな情報の流布が生じる可能性が充分にある》と危惧し、《これまでの先方の守秘義務の履行については懸念する》と、マスコミの取材を受けている元女性アナウンサー側の行動をけん制していた。

「当日のことを含め、中居さんには女性に話してほしくないことがあるのかもしれません。しかし、第三者委員会が《被害者に二次被害を与える危険性がある》として中居さんとのやりとりを打ち切った以上、決着は法廷に持ち込まれる可能性が高い。中居さんが守秘義務を全面解除し、裁判などで当日の出来事やメールのやりとりなどを明らかにすることもありえるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

皮肉にも、引退前は「恋人とは離れて暮らしたい」という中居の方針で、会う時間が限られていたMさんとの距離は、以前よりも縮まった。信じ続ける彼女や家族のために中居はいまももがき続けている。

※女性セブン2025年6月19日号

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