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《ダウンタウン復活へ》松本人志「ダウンタウンチャンネル(仮)」は3カテゴリーで配信 開局は秋頃か

コンビ復活までカウントダウンが始まった
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2024年1月から芸能活動を休止しているダウンタウンの松本人志(61)が、インターネットの配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮)」を立ち上げることが報じられてから約2か月。女性セブンプラスの取材で、いまだベールに包まれているコンテンツの詳細や出演者、配信スケジュールなどの全体像が見えてきた。

松本の再出発、そしてコンビ復活の舞台となる 「ダウンタウンチャンネル(仮)」のローンチを最初に報じたのは読売新聞。4月25日付の同紙によれば、配信サービスはサブスクリプション(定額制)で、浜田雅功(62)とのコンビによるコンテンツの発信や、利用者も参加できるライブ配信などが予定されているという。

「昨年12月、吉本興業が動画などのコンテンツ制作資金を調達するファンドを設立し、国内外の複数の企業から数十億円規模の出資を集めたことも併せて報じられました。このファンドを活用して制作されるコンテンツの第一弾が『ダウンタウンチャンネル(仮)』 になると見られ、コンセプトや構成などをパッケージングしたフォーマットを海外の放送局や制作会社などに販売する国際的な展開も視野に入っています」(テレビ局関係者)

過去の出演作も配信

松本は2016年にもAmazon Prime Videoで、自身がプロデュースする画期的なお笑いサバイバル番組「ドキュメンタル」を配信。地上波では放送できないウェブテレビコンテンツとして好評を博し、2023年までにシーズン13が制作された同作は世界23か国にフォーマット販売された。

次いで2018年から配信がはじまった実験的なバラエティ「FREEZE」はフランス・カンヌで開催されたMIPCOM CANNES 2024でベストコメディフォーマット賞を受賞し、海外のテレビ局でもリメイクされている。

休養中も新たな企画の構想や準備に余念がなかったという松本。複数の関係者の話を総合すると「ダウンタウンチャンネル(仮」は3つのカテゴリー分けて配信される。

1つはコンビで手がける「ダウンタウン」の枠、そして松本と浜田が それぞれ単独で出演する「松本人志」と「浜田雅功」(いずれも仮称)の枠だ。事情を知るテレビ局関係者が語る。

「たとえば、松本さんが芸人たちと大喜利をやれば松本さんのカテゴリーの配信となり、その際に浜田さんが司会を務めればダウンタウンの枠となる。一方で、浜田さんが単独でスポーツ番組などをやる場合は浜田雅功の枠といった具合で、それぞれのカテゴリーに分かれた様々な企画が準備されています。

コントやトーク番組などの従来からの人気企画や、新たなジャンルのコンテンツを制作するだけでなく、2人が過去に出演した地上波の番組やドラマや映画などをアーカイブ配信することも検討されているそうです」