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40年以上の芸歴があるダウンタウンには、いまだDVDやYouTubeで映像化されていない作品が数多くある。これまで視聴することのできなかった過去のコンテンツの配信が実現するだけでも大きな話題を呼びそうだ。
「2000年から2006年にかけて、日本テレビ系列で放送された松本さんと島田紳助さんのトーク番組『松紳』や、伝説的な音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)なども見られるようになるかもしれません。地上波では再放送が困難な作品も、サブスクなら選択肢は多様になる。誰にも忖度する必要のないダウンタウンならではの新たな音楽番組の制作にも注目が集まっています」(前出テレビ局関係者)
7月ローンチ説を明確に否定
松本の壮大な構想には、すでに浜田はもとより、千鳥やかまいたちなどの後輩たちや他事務所の芸人も共鳴し、複数の著名人が出演オファーを快諾しているとの話もあるようだ。
もっとも、「ダウンタウンチャンネル(仮)」は既存の配信サービスではなく、独自のプラットフォームによる運営が予定されているため、コンテンツの制作には膨大な時間と人手がかかることから、そうした制作、サービス等の環境整備も含めて、一部で報じられた7月1日のチャンネル開設は現実的ではないようだ。
関係者の間でささやかれるひとつの節目が今年の秋頃。遅くともその頃にはダウンタウンが復活する可能性は高いという。
吉本興業は、女性セブンプラスの取材に対し、7月ローンチ説については「そのような事実はありません」と明確に否定し、具体的な開設時期については「発表できる段階でお知らせします」と回答した。
実現すれば、芸人自身がメディアを持つ世界初の試み。充電期間を経て松本が仕掛ける新たな挑戦が、エンタメ業界に新しい風を吹き込むことになりそうだ。