料理・レシピ

《銀座で100年愛される老舗の冷やし中華を再現!》甘めのしょうゆ味とジューシーな鶏肉に合う濃厚ごまだれ

「冷やしそば(とりごま味)」のレシピ

ドンッとのった鶏肉にごまだれをたっぷりかけて。

『冷やしそば(とりごま味)』
『冷やしそば(とりごま味)』(1080円)は、久保さんが考案した夏季限定の人気メニュー
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《作り方》(2人分)

【1】鶏もも肉1枚は包丁の背でたたく。鍋に湯を沸かし、ねぎの青い部分・しょうが各適量、塩小さじ1、酒大さじ1を入れる。鶏肉を加え、ふたをして5分ほど煮たら火を止め、そのまま30分置く。

【2】【1】の鶏肉を取り出し、P74で作ったしょうゆだれ200ml(1カップ)に10分以上漬けてから薄く切る。

【3】フライパンを熱し、炒りごま45gを入れて炒り、パチパチ音がしてきたら火を止める。ごまをミキサーに入れて10秒ほど攪拌したら、オリーブオイル大さじ3を加え10秒ほど攪拌する。【2】のしょうゆだれを加え30秒ほど攪拌し、冷蔵庫で冷やす。

【4】きゅうり1/2本はせん切りにする。厚焼き卵100gは薄く切ってからせん切りにする。

【5】鍋に湯を沸かし、中華麺2玉(280g)は表示よりも1分長くゆで、流水で洗いぬめりを取り、氷水に浸けて冷やす。

【6】冷やしておいた器に、水気を切った【5】を盛り、【2】の鶏肉、【4】をのせ、【3】をかける。

※たれは作りやすい分量。かける際は好みで量を調整を。

Point

ごまを炒っている
ごまを炒るひと手間で風味が格段に増す
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「ごまは混ぜる直前にフライパンで炒って香ばしく仕上げます。オイルを加えてミキサーで撹拌するとなめらかに」

鶏肉に下味をつけている
鶏肉はたれで下味をつけておく
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鶏もも肉に火が通ったら、しょうゆだれに漬けておく。

「たれにだしが出て旨みがアップ。鶏肉もおいしく食べられます」

鶏肉を煮ている
鶏肉は余熱で火を通してジューシーに
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鶏もも肉は長時間ゆでず、5分加熱したら30分余熱で火を通すことで、柔らかく仕上がる。

※作り方・食材は家庭用にアレンジしたもので、お店のものとは異なります。

◆萬福 店主・久保英恭さん

コック服を着た男性
萬福の店主・久保英恭さん
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3代目店主の久保さんは、幼少の頃から厨房で祖父が料理をする姿を見て育ち、味を受け継いだ。2種類の『冷やしそば』は店の名物メニュー。

萬福の外観
萬福の外観
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住所:東京都中央区銀座2-13-13

撮影/玉井幹郎 取材・文/青山貴子

※女性セブン2025年7月17日号

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