料理・レシピ

《人気料理家の極力火を使わない作りおきレシピ6つ》「鮭の南蛮漬け」「豚の香味ソース」など夏にぴったりの簡単おかず

「鮭の南蛮漬け」
色合いも華やかな作りおきおかず「鮭の南蛮漬け」
写真12枚

“あと1品”が欲しいときに!「作りおき企画」ではあまり見ない料理家・発酵研究家・真藤舞衣子さんが、とっておきのおかずを特別に教えてくれた。まとめて調理しておけば、疲れた日もさっと盛りつけて食卓に出すだけ。夏の調理は、キッチンに熱がこもって暑くなりがち。作りおきをするときも、なるべく火を使わない&熱を広げない調理法なら、暑さも軽減し、調理時間も短縮できます。冷蔵庫で2〜3日保存可能な、夏にぴったりの作りおきおかずをチェック!

「鮭の南蛮漬け」のレシピ

夏にぴったり。薄衣で焼いた鮭にほんのり酢を絡めて。

「鮭の南蛮漬け」
「鮭の南蛮漬け」
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《作り方》(作りやすい分量)

【1】鮭切り身2切れは一口大に切り、片栗粉適量を全体に薄くはたいて、ししとう10本と一緒にグリルで火が通るまで焼く。

【2】ボウルに薄切りにした玉ねぎ1個・セロリ1本、塩小さじ1、米酢大さじ3、はちみつ大さじ1と1/2を入れてよく和える。輪切りにした鷹の爪1本を入れ、【1】を入れてさっくりと和える。

「キムチとかまぼこの和えもの」のレシピ

異なる食感が楽しい箸休めや、そうめんの具に。

「キムチとかまぼこの和えもの」
「キムチとかまぼこの和えもの」
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《作り方》(作りやすい分量)

キムチ200gは細かく刻み、薄切りにしたかまぼこ140gと和える。食べるときに、ごま油適量をかける。

「キムチとかまぼこの和えもの」
「キムチとかまぼこの和えもの」
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「豚の香味ソース」のレシピ

漬け込んで焼くだけで柔らかジューシー。

「豚の香味ソース」
「豚の香味ソース」
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《作り方》(作りやすい分量)

【1】豚肩ロース厚切り(とんかつ用)2枚(200〜240g)はフォークでまんべんなく刺す。

【2】ポリ袋に【1】と、しょうゆ大さじ11/2、酒大さじ1、はちみつ・米酢各大さじ1/2、すりおろしたしょうが・すりおろしたにんにく各1片を入れて揉み込み、1時間から一晩ほど冷蔵庫に置く。

【3】肉をホーローバットにのせ、たれを上からかけてオーブントースターで表面に焦げ色がつくまで12〜15分焼く。

【4】取り出して肉を切り、たれをかけ、せん切りにした青じそ4枚と白髪ねぎ10cm分を合わせて添える。

「豚の香味ソース」
「豚の香味ソース」
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「まいたけと薄切り豚肉、ドライトマトの塩こうじオイル蒸し焼き」のレシピ

食欲をそそる香りと食材の旨みをまとった豚肉がたまらない。

「まいたけと薄切り豚肉、ドライトマトの塩こうじオイル蒸し焼き」
「まいたけと薄切り豚肉、ドライトマトの塩こうじオイル蒸し焼き」
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《作り方》(作りやすい分量)

【1】ホーローバットにまいたけ1パック(100g)を並べ、その上にドライトマト20gをのせる。【2】【1】のすき間に、薄切りにしたにんにく1片、輪切りにした鷹の爪1本、塩こうじ大さじ1で和えた豚ロース薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)200gを入れる。【3】上からオリーブオイル大さじ3をかけ、ホイルを覆い被せ、オーブントースターで15分ほど焼く。食べるときに、みじん切りにしたイタリアンパセリ適量を散らす。

「乳酸キャベツとみょうが、しらすの和えもの」のレシピ

酸味ある爽やかなキャベツと夏の薬味で食欲を増進。

「乳酸キャベツとみょうが、しらすの和えもの」
「乳酸キャベツとみょうが、しらすの和えもの」
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《作り方》(作りやすい分量)

【1】キャベツ200gは総量の2%の塩(4g)で揉み、ポリ袋などに入れて常温に置き、酸味が出るまで乳酸発酵させる。

【2】できあがったらよく水切りし、せん切りにしたみょうが3本、しらす50gと和える。食べるときにきび砂糖少量を入れて甘酢風にアレンジしてもよい。

「乳酸キャベツとみょうが、しらすの和えもの」
「乳酸キャベツとみょうが、しらすの和えもの」
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「松風焼き」のレシピ

トースターで作る和風のミートローフ。

「松風焼き」
「松風焼き」
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《作り方》(作りやすい分量)

【1】ボウルに鶏ひき肉300g、木綿豆腐1/2丁(150g)、みじん切りにした玉ねぎ1/2個、すりおろしたしょうが1片、みそ大さじ2、しょうゆ・みりん・きび砂糖各大さじ1、卵1個を割り入れ、全体をよく混ぜ合わせる。

【2】ホーローバットにオーブンペーパーを敷いて【1】を広げ、白いりごま適量をまんべんなく振りかける。

【3】オーブントースターに入れ、表面に焦げ色がつくまで20分ほど焼く。好みで青じそを添える。

「松風焼き」
「松風焼き」
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◆教えてくれたのは:料理家・発酵研究家・真藤舞衣子さん

料理家・発酵研究家の真藤舞衣子さん
料理家・発酵研究家の真藤舞衣子さん
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1年間京都の禅寺で生活。渡仏し、リッツ・エスコフィエにてディプロマを取得。『つくりおき発酵野菜のアレンジごはん 』(主婦と生活社)など著書多数。

撮影/山田薫 スタイリング/斉藤礼奈 取材・文/近藤鈴佳

※女性セブン2025年7月23日号

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