ボディクリエイターでウォーキング講師の今村大祐さんは、姿勢と歩き方を整え、ゆがみのない体をつくり、歩くだけで痩せる「今村式ウォーキング」を提唱。
今回から、ダイエットにつながるキレイな体をつくる姿勢改善法を紹介していく。まず最初は、脇腹のこりとゆがみをとって、左右のバランスを整えるエクササイズから。
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片方だけ肩が下がっている人が多い!
肩の位置にばらつきがあり、左右のバランスがとれていない人ってけっこう見かけますよね。これは、脇腹がこり固まってしまっていることが原因のひとつとして考えられます。
脇腹は意識しないとあまり動かさないので、筋肉がこり固まりやすい部分。ワキの下にはリンパが集まっているので、血流が滞ってしまうと老廃物などが溜まりやすく、しっかりとストレッチするとダイエットにつながります。
また、脇腹は体と心のストレスを表す部分とも言われ、脇腹が左右ともに伸びている場合は心身ともに健康であることを示します。ストレスがかかると筋肉は縮んで硬くなり、「脇腹の右側の筋肉が縮んでいる場合は肉体的ストレス」、「脇腹の左側の筋肉が縮んでいると精神的ストレス」。つまり姿勢が崩れ特にどちらかに偏っている場合は、肉体的なのか精神的なのか、いずれかにストレスがかかっていることを見極める指標にもなります。
脇腹を伸ばして姿勢改善「サイドプルエクササイズ」のやり方
そこで今回はしっかりと脇腹をほぐして、左右のバランスを整えて美姿勢を目指しましょう!
【1】肩幅に脚を開き両手を上に挙げる
【2】左手で右手を掴む
【3】右の脇腹を伸ばすように左真横に体を倒して10秒キープ
【4】体を起こしたら手を入れ替えて反対も伸ばす
【4】伸びにくかった方をもう一度10秒伸ばす
NG!体が丸まらないように注意
真横に体が伸びず、丸まってしまうと脇腹を伸ばすことができません。肩を開くようにして、しっかりと真横に体を倒すように心がけましょう。
「サイドプルエクササイズ」の流れを動画でチェック!
この動きはシンプルなので、オフィスや家事の合間でもできます。体に疲労を感じたら行うようにすると、気分もリフレッシュできてオススメです!
写真/Keiichi 動画/大嶽勇太
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監修:今村大祐(いまむら・だいすけ)
Best Proportion Office代表、JPTA(日本プロポーショントレーニング協会)代表。ボディクリエイター、ウォーキング講師。鹿児島出身、福岡大学スポーツ科学部卒。大学在学中にウォーキング講師として活動をスタート。姿勢アライメント、今村式ウォーキングなど独自のメソッドを提唱し、体型から印象までを変えるプロフェッショナル。2014辻恵子、2015宮本エリアナと2年連続で長崎大会からミスユニバース日本代表を輩出。年間1万人以上を指導し、モデルからアイドルまでを育成し、一般の女性を各種コンテストのグランプリへ導くプロデューサーでもある。年間700本もの講演をこなす。著書に『1.2.3秒 インプリセットエクササイズ(DVD付)』(SDP)など。公式HPは、http://daisuke-imamura.com/
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