料理・レシピ

《形状を変えて味の変化を楽しむ》疲労回復や整腸作用など“夏疲れ解消”におすすめの梅干しレシピ7つ

丸ごと

炊いたり、漬けたりする料理には、梅干しを丸ごと使うのが正解。旨みが出るので種は除かず使うのがポイント。

「梅干しとたこの炊き込みご飯」のレシピ

おかわりが止まらない!たこ×梅の相乗効果で夏の疲労回復に。

「梅干しとたこの炊き込みご飯」
「梅干しとたこの炊き込みご飯」
写真9枚

《作り方》(2人分)(2合分)

【1】米2合は洗って30分ほど水に浸け、ざるにあげて水気を切る。

【2】酒大さじ1、しょうゆ小さじ1に計2カップになるよう水適量を足す。

【3】鍋に【1】を入れて【2】を注ぎ、昆布(5cm角)1枚、梅干し2個、せん切りにしたしょうが1片分を加える。ふたをして中火にかけ、煮立ったら弱火にして12分ほど炊く。火を止め、そのまま10分ほど蒸らす(炊飯器の場合は、機種に合わせて炊き込みご飯モードなどで炊飯する)。

【4】フライパンにごま油大さじ1/2を中火で熱し、5mm幅のそぎ切りにしたゆでたこ150gを入れてさっと炒め、塩少量を振る。

【5】【3】に【4】を加え、梅干しをほぐしながら種を除き、ざっくりと混ぜ合わせる。

「ししゃもと梅干しのオイル漬け」のレシピ

少しずつ崩して食べる幸せ梅の旨みを吸ったオイルもごちそう。冷蔵で5〜7日保存可能。

「ししゃもと梅干しのオイル漬け」
「ししゃもと梅干しのオイル漬け」
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《作り方》(2人分)(作りやすい分量)

【1】にんにく2片は縦半分に切り、包丁の腹で潰す。

【2】小さめのフライパン(直径約20cm)にオリーブオイル大さじ1、【1】を入れて中火にかけ、にんにくの香りが立ったらししゃも10本、梅干し3個を並べる。ししゃもがかぶるくらいまでオリーブオイル適量を注ぎ、5分ほど煮て、輪切り唐辛子1/2〜1本分、ローズマリー2〜3枝を加えて火を止める。

【3】そのまま冷まし、保存容器に移して冷蔵庫でひと晩以上漬ける。

パスタ
漬けたオイルやししゃもを麺に絡め、梅干しを崩しながら食べても絶品。
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◆教えてくれたのは:梅干しの達人・吉田愛さん

梅干しを差し出す女性
料理家、きき酒師の吉田愛さん
写真9枚

料理家、きき酒師。作りやすくておいしい和食や手軽なおつまみに定評がある。著書に『和気藹々 海鮮つまみ』(成美堂出版)など。

撮影/深澤慎平 取材・文/岸綾香

※女性セブン2025年8月14日号

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