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いま、日本の音楽業界は男性アイドル戦国時代にある。激戦地に新たなグループがチャレンジしようとしている。8月5日、全く新しいボーイズグループオーディションの募集がスタートした。総合プロデューサーは、これまでに数々のアイドルを生み出してきた秋元康氏(65才)だ。
「今回秋元さんが手がけるのは、三井不動産や東京ドームとタッグを組んだ、これまでにない大型プロジェクトです。都内に専用の劇場が作られ、そこを拠点としながら全国でイベントを行う男性版“会いに行けるアイドル”を構想しているようですよ」(芸能関係者)
おニャン子クラブやAKB48など、女性グループのプロデューサーというイメージが強い秋元氏だが、実は男性グループを手がけるのはこれが初めてではない。
「一昨年からSHO-WAとMATSURIという二組の男性アイドルグループをプロデュースし、人気を集めています。ただ、どちらも平均年齢約35才の“オトナ”なグループ。12-26才の男性を対象にしている今回の企画とは方向性が異なります」(前出・芸能関係者)
そんな実績を経て挑む今回のプロジェクトで、秋元氏は大きな野望を抱いているという。
「かつてAKB48で新たな時代を築いたように、“次は男性アイドルの世界で天下統一を目指している”といいます。ヒットメーカーの秋元さんが、次はどんなグループを生み出すのか、期待は高まっています」(前出・芸能関係者)
秋元氏はオーディションに際して、「自信だけでは成功しないのがエンターテイメントの世界」だと述べ、「自信がある人もない人も、いろんな人に応募してほしい」と呼びかけた。
エンタメ界の巨匠が、どんな原石を発掘するのか、次のスター誕生は近い。

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