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中居正広、個人事務所の廃業時期が“延長” 顧問税理士は「廃業の指示は受けていません」闘う覚悟で次なる一手を模索中か 

次なる一手を探っている中居正広
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「#中居くんを守りたい」「#中居くんの名誉回復」──8月18日、53才の誕生日を迎える中居正広(52才)。一連の騒動後初めての節目を前に、いまSNS上でこんな投稿が広まっている。

「ファンを中心に、中居さんへの応援コメントが続々と投稿されています。さらに、抽選、または課金することで東京・渋谷の大通りにある街頭ビジョンにオリジナルのメッセージを流すことができるサービスに、中居さんへの感謝や誕生日の祝福の言葉を掲出しようと、私財を投じるファンの輪も拡大しています」(芸能関係者)

元フジテレビアナウンサーのA子さんとのトラブルをきっかけに、芸能界を電撃引退してから半年あまり。ファンからの激励が熱を帯びる中で、当の中居はひっそりと誕生日当日を迎えることになりそうだ。

「中居さんの公式ファンクラブサイトは今年2月にサービスを終了しましたが、順次行われている会費返金手続きのため、問い合わせ窓口だけが残されていました。しかしそれも、誕生日当日の午後11時59分に完全に閉鎖されることになっています。スターとして人気者だった当時の中居さんは、収録中にスタッフや共演者総出で誕生日を祝福されることも何度となくあった。今年はそれもなくなって、わびしさもひとしおでしょう」(前出・芸能関係者)

“性暴力者”としてのレッテルを貼られたまま、自由に外出することもままならない中居の現状とは裏腹に、フジテレビ周辺はトラブル以前の状況に戻りつつある。

「7月6日、フジテレビは一連の問題に関する検証番組を放送し、清水賢治社長をはじめとする局幹部らが自戒を込めて証言を行いました。経営陣は検証番組を“新生フジ”の再出発と位置づけており、実際、この対応をスポンサーは好意的に受け止めている。7月からはトヨタやサントリーなどの国内大手企業が、同局へのCM出稿を再開する動きを加速させています」(広告代理店関係者)

いまも中居に寄り添い続ける、15年来の恋人(2025年6月)
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フジテレビが平常運転に戻り始めたいま、問題は風化に向かいつつある。しかしそんな中でも、中居は雪辱のチャンスをうかがっているという。騒動発覚後、中居が芸能界引退を発表した「ご報告」という文書の中でも触れられていた中居の個人事務所『のんびりなかい』の廃業時期が“延長”されているのだ。

「引退直後に、中居さんの顧問税理士が『5月の決算報告のタイミングで、法人の解散登記をします』と言っていたのですが、まだ会社は残されたままになっています。関係者の間では、中居さんが社会との接点である自身の会社を残していることは、『いまだやらなければいけない仕事が残っている』という彼のメッセージだと受け取る向きもあるのです」(別の芸能関係者)

中居の顧問税理士に聞くと、「中居氏から廃業の指示は受けていません。指示がない限り、法人は継続することになります」と、会社を清算する予定はないことを明らかにした。中居はいまも、次なる一手を探っているようだ。

「これまでもフジテレビが設置した第三者委員会への反論を発信してきましたが、彼の主張は黙殺され、犯罪者のような扱いを受けるこの状況は、あまりにも受け入れがたいのでしょう。彼としては、会社をやめずに闘うという覚悟で、いまも弁護団と次なるアクションを検討しているはず。SNS上のファンの声も支えになっているようです」(前出・別の芸能関係者)

彼の心は、いまだ反撃への闘志に燃えている。

※女性セブン2025年8月21・28日号

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