
急転直下の逮捕劇だったが、徐々に状況がわかったきた。9月3日の早朝、警視庁の薬物銃器対策課により麻薬取締法違反で逮捕された清水尋也容疑者。自宅からは大麻が発見されたという。
「早朝の4時半頃に清水容疑者の自宅に入った捜査員によって、大麻が発見されたと見られています。家宅捜索は約2時間も続き、その結果、“大麻が出てきました”と。大麻所持での逮捕となりました」(全国紙社会部記者)
異例の早朝の逮捕劇だったが、捜査員たちには“確固たる情報”がもたらされていたという。
「早朝に家宅捜索して何も出てこなかった、という状況は絶対に避けたい。今回は、かなり固い情報があったはず。大麻の場合、プッシャー(売人)ルートで顧客情報を入手することが多い。芸能人に売るプッシャーは限られているので、仮に捜査員がプッシャールートで情報を得ていた場合、清水容疑者以外の芸能人が捜査線に浮かんでいる可能性は高い。こういうケースでは、タレントの芋づる式逮捕が想定されることもある」(前出・全国紙社会部記者)
清水容疑者のように、多くの映画やドラマに出ている俳優の場合、作品の配信停止が議論されるなどの影響が考えられる。もし、芸能人の芋づる式逮捕などになれば、その影響は広範囲に及ぶ。
「最近は出演者の“身体検査”が徹底されていますから、おかしな噂があった場合、そもそもキャスティングされません。しかし、清水容疑者もその身体検査をかいくぐっているわけで、いくらリサーチをかけても、完璧とはいえない。ドラマや映画の制作陣は戦々恐々としていると思いますよ」(芸能関係者)
清水容疑者の交際相手も一緒に逮捕されたという報道もある。交際相手は一般人のようだが、この逮捕が今後どのような展開を見せるのか、芸能関係者の間では、しばらく落ち着かない日々が続きそうだ。