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《想像を絶する現在》石橋貴明「泥を食べている感覚」の抗がん剤治療を拒否か「もう一度ワンフーの前に立つ一心」と関係者明かす

8月下旬、都内を歩く石橋
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「本人が何も話さないから、現在の姿を見たファンはショックを受けたかもしれません」──そう話すのは、とんねるずの石橋貴明(63才)を知るテレビ局関係者だ。今年4月、食道がんの手術・治療のために芸能活動を休止することを発表していた石橋だが、それから約半年間が経ったいまの姿を、9月11日発売の『女性セブン』が報じた。

9月4日には、石橋のyoutubeチャンネル「貴ちゃんねるず」の演出・出演パートナーを兼務する旧知のテレビディレクター、マッコイ斉藤氏(55才)が、公式Xで「いや~元気で何よりでした。」とつぶやくと、瞬く間に情報が拡散。「タカさんですよね?」、「ワンフー(とんねるずファン)はずっと心配してます」などと、“主語不在”でも石橋の近況報告と受け止められた。ただ、闘病が始まった当初は楽観視できる状況ではなかった。前出のテレビ局関係者は、深刻な面持ちでこう明かす。

「咽頭がんも併発しており、手術を選択したのです。抗がん剤も投与しての手術で、これが想像以上につらかった。吐き気や体のしびれなどの副作用に苦しみ、一時期は何も食べられないほどで、一気にやせられてしまった。業界関係者の間で『タカさんの病状は発表されていたものより深刻だった』、『本当に復帰できるのか』との声が、日に日に広まっていました」

食道がんといえば、過去にも多くの芸能人が発症した。2010年には、当時54才のサザンオールスターズ桑田佳祐が、早期発見による手術で半年後に復帰。2018年には野口五郎(69才)、2022年には秋野暢子(68才)がステージ3、昨年2月には山﨑努(88才)が医師から「ステージ4で生存率は10~15%」と告げられながら、数多くの治療の末に寛解した。

咽頭がんでは、2020年にお笑いコンビ、ペナルティのワッキー(53才)が、手術と3回の抗がん剤治療、30回以上の放射線治療で無事に復帰。ただ、治療の副作用で「食べ物の味が分からなくなって、ヨーグルトなんて泥を食べている感覚」と告白。術後5年が経ついまも、味覚は50%程度にしか戻っていないという。