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《「きれいだね」の感嘆の声》愛子さまは”小ぶりなもの”がお好み 美智子さまの頃より受け継がれる“皇室パール”

8日、「錦鯉の里」を訪れた愛子さま(2025年9月、写真/JMPA)
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9月6日から8日にかけて新潟県を初めて訪問された天皇家の長女・愛子さま。3日間のご滞在で多くの県民と交流された愛子さまの耳元には、英国王室とも縁の深い、上品な真珠のイヤリングが輝いていた――

「ロングの髪の毛をひとつにまとめることが多い愛子さまですが、8日に小千谷市の『錦鯉の里』をご訪問された際には髪の毛をゆるく巻き、ハーフアップにしたスタイルでした。耳元で揺れる繊細なパールのイヤリングが、この日のヘアスタイルによくお似合いで、愛子さまを一目見ようと駆けつけた県民たちからは『きれいだね』と感嘆の声が漏れる場面もありました」(皇室ジャーナリスト)

英王室由来の伝統

エリザベス女王もパールを愛用されていた(2007年5月、写真/時事通信)
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新潟では連日、関心の深い防災や被災地復興にまつわるイベントや視察に明け暮れた愛子さま。”ライフワーク”ともいえるご活動の間、イヤリングやネックレス、ブローチに至るまで、身に着けるアクセサリーはパールで統一されていた。愛子さまがご公務でパールを好まれる背景には、美智子さまから受け継がれる女性皇族の伝統があるという。

「日本の皇室とパールのルーツは英王室にあるといわれています。英王室の女性は慶事から弔事まで多くの場面でパールを着用されますが、中でもエリザベス女王はパールを特に好まれ、公私問わずよくご愛用になっていました。

1975年に日本政府がエリザベス女王に贈った真珠はネックレスとなり、2022年にキャサリン妃がエリザベス女王の国葬でお召しになるなど、いまでも王室内で受け継がれています。エリザベス女王と親交が深かった美智子さまも、ご公務ではパールをよくお選びになっており、いまや日本の皇室を象徴するジュエリーとなって女性皇族に浸透しています」(前出・皇室ジャーナリスト)

愛子さまに受け継がれるパール

パールを愛用されるのは、美智子さまだけではない。

「雅子さまも、外交官として働かれていた頃からパールを愛用していました。それだけに、皇太子妃時代からご公務の内容やTPOに合わせて、上手にパールをファッションに用いられています。雅子さまとはアクセサリーや服装を合わせた”リンクコーデ”でお出ましになることも多い愛子さまですから、雅子さまのアクセサリー選びも大いに参考にされているはずです」(前出・皇室ジャーナリスト)

沖縄訪問でも雅子さまと愛子さま揃ってパールをご着用されていた(2025年7月、写真/JMPA)
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美智子さまから雅子さま、そして愛子さまに継承されているパールを用いたファッション。伝統息づくパール使いだが、愛子さまならではのこだわりも光っているという。

「雅子さまは大きめで存在感のあるゴージャスなパールをよくお選びになりますが、一方の愛子さまは、いまの流行に合わせた小ぶりで華奢なタイプを好まれています。8日のご訪問でも7mm程の小粒でかわいらしい印象のパールが、愛子さまの若々しく爽やかなイメージにとてもよく合っていました。、愛子さまの好みやご自身の年齢に合わせて、サイズやデザインを選ばれているのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

「錦鯉の里」からの帰り際には、集まった園児たちと膝を折って視線を合わせ、お話された愛子さま。国民へ寄り添う若きプリンセスのお姿は、耳元のパールの輝きとともに、新潟県の人々の心に深く刻まれたことだろう。

華奢なゴールドの金具に小粒のパールのイヤリング(2025年9月、写真/JMPA)
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腰をかがめて園児たちと言葉を交わす愛子さま(2025年9月、写真/JMPA)
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この日はブローチにもパールが(2025年9月、写真/JMPA)
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錦鯉の餌やりも体験された(2025年9月、写真/JMPA)
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熱心に質問されていたという(2025年9月、写真/JMPA)
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集まった県民に笑顔で手を振られた(2025年9月、写真/JMPA)
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新潟ご公務初日はパールのステーションネックレスをご着用(2025年9月、写真/JMPA)
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二日目も耳元にはパールが(2025年9月、写真/JMPA)
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