
大人になると、自分に手をかけたり、ドレスアップする機会も減ってきます。だからこそ、自分へのご褒美、家族との思い出作りなど、人生の主人公になって記念撮影。ちょっと非日常で新しい自分を発見できます。「今どきの写真館」の魅力を、10月20日発売の大人女性に向けたムックシリーズ『reShine2025年秋号』に掲載している記事から抜粋して紹介します。
“トリプル成人式”の記念撮影
沖縄・東京・京都の三拠点を行き来しながらボディメイキングの指導にあたるビューティーボディクリエイター・宮城裕子さん(60歳)。昨年、還暦を迎えました。

「人生の節目なので、何か記念になることをしたいと考えていました。そんなとき、トリプル成人式で撮影をするプランがあると聞き、” 楽しそう!”とやってみることにしたんです」
撮影を行ったのは、福島県いわき市にある写真館・パレットクイーンズ。
「まず驚いたのが、着物の品揃え。まさか福島で沖縄の紅型に出合えるとは! 伝統的な染め物で、貴重な着物なんですよ。華やかな配色の着物でも60歳の私に似合うよう小物を選んで、ヘア&メイクも素敵に仕上げていただきました。友人に写真を見せたら『とてもきれい』『成人式の写真かと思った』と驚いていましたね(笑)。自分でも『若返った
!?』と思うくらい。とてもよい記念になりました」
プロの手でメイクや着付け「これが私!?」とうれしい驚き
「酸いも甘いも知る大人だからこそ、内面からの美しさが写真に表れるんです」と語るのは、パレットクイーンズ代表の小野久美子さん。女性が輝くお手伝いをしたいと着付けや着物レンタルの会社を立ち上げ、今ではフォトスタジオも経営。

「もともと成人式や結婚式の記念撮影をしているのですが、そのときに一緒にいらっしゃっているご家族のお写真も撮るとみなさんとても喜んでくださるんです。それをきっかけに、還暦祝いに自分も撮ってほしいといったリクエストを多くいただくように。
今はスマホで簡単に写真が撮れますけれど、スタイリングをして、プロのヘア&メイクで、カメラマンに撮影してもらうのはまた、特別の経験になります。非日常を味わうことで気分が上がり、自分もこんなに輝けるんだ、という思い出に。そして写真にも残せるのでリシャイン世代の方からの反響が増えています。自分へのご褒美にという方も多いですね」
好きな衣装でこの瞬間を残しておきたい
小野さんセレクトのセンスのよい着物や衣装が揃う。思い入れのある衣装を持ち込んでもOK。


“再縁婚”記念にご主人と…“61歳のウエディング”撮影に密着
昨年の夏に入籍をした山中弘子さん(61歳)。式は挙げていないので、記念撮影をしたいとパレットクイーンズを訪れました。
年の交際を経て、再婚者同士で昨年入籍をした山中さんご夫妻。二人の思い出をたくさん残したいと、毎月のように旅行をしているそう。今回は、記念撮影を兼ねて福島へ。

「スタッフのみなさんがとてもあたたかく、愛情をこめて支度をしてくださったのがうれしかったですね。緊張することなく、楽しく撮影ができました。プロの方の手によって想像の何倍にも素敵にしていただいたので、結婚のよい記念になり、幸せな時間でした」と弘子さん。
ご主人も「彼女の魅力を引き出していただき、とてもよい日になりました」と優しい笑顔でした。
●撮影日のスケジュール
《10:00》まずはドレス選び

《10:20》気になったドレスを試着

《10:48》鏡の中の私が変わっていく

《11:45》専属スタッフがサポート

《12:00》外での撮影はハワイ風

■「パレットクイーンズ」
スパリゾートハワイアンズ内にあるフォトスタジオ。ハワイアンズ館内や敷地内、ホテル併設のチャペルなど、さまざまなシチュエーションで撮影ができます。アニバーサリーフォトプランは7万7000円から。詳しくはお問い合わせを。
住所:福島県いわき市常磐藤原町蕨平50 ホテルハワイアンズ3階
電話:0246-43-7722
https://www.palettequeens.com/
撮影/吉田和誠
協力/パレットクイーンズ
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『reShine2025秋号』では、気分が上がる美容・趣味・暮らしの実例やヒントを紹介。特集では“いくつになってもキレイ”の作り方や、ご機嫌でいるための秘訣を、reShine世代=(50~60代の女性たち)である、安田成美さん、高島礼子さん、南果歩さん、松本伊代さん、紫吹淳さん、鈴木砂羽さん、渡辺満里奈さんたちにインタビュー。誰もがおしゃれで粋に見える大人の着こなしについて、同世代の人気モデル、富岡佳子さん、前田典子さんがレクチャー。ほか、京都の大人旅や、白髪・薄毛対策、気になる美容医療など、役に立つトピックスをお伝えします。「付録付き限定版」では、3WAYに使えるマルチパウダー「レカルカ イルミネイトマルチ」の現品付き。
※『reShine』2025年秋号