
マキさんの元気の源、斎藤クリニックの斎藤糧三先生と、話題の「ケトジェニックダイエット」や、 リシャイン世代が摂りたい栄養についてお話ししました。10月20日発売の大人女性に向けたムックシリーズ『reShine2025年秋号』から紹介します。
体の不調だけでなく、メンタルの相談もできる
マキ 初めてお会いしたのは4年前くらい? 東京オリンピックの頃でした。
斎藤 そうでしたね。今ではマキさんのお知り合いやファンの方もお越しいただいて。
マキ すごくお話ししやすくて信頼できる先生だからって、インスタなどでも紹介しています。 それにいい意味で「ドクター」っぽくない。お肉屋さんをやっていたり、映画の制作もされていたり。
斎藤 ありがとうございます。精肉店と映画制作は、どちらも私が提唱する「ケトジェニックダイエット」を伝えるためなんです。正しい糖質制限と良質なたんぱく質摂取により、筋肉を落とさずに健康的に痩せる食事法で、これを広く知ってもらうために、まずはたんぱく質を摂りましょうということで始めたのが、牧草由来のオメガ3脂肪酸を摂取できる牧草牛専門店の「SAITO FARM麻布十番」です。 マキさんも、ぜひ食べにいらして下さい。

マキ 映画もそのために?
斎藤 はい。『ケト・サピエンスは牧草牛の夢を見るか?』(2023年公開)というドキュメンタリー映画を、約3年かけて作りました。
マキ 先生、本当に多才で面白い!先生には、「ここが辛い」という具体的な症状だけでなく病院ではなかなかじっくり聞いてもらえないようなメンタルの部分も相談できるので心強いです。
病気になってからではなく、病気になる前に予防
斎藤 「生活習慣で病は治る」という機能性医学の考え方に基づいたクリニックなので、栄養バランスやライスタイルの調整が大切で、そこにはメンタルも大きく関わってきますので。
マキ 今でこそ、健康のためには生活習慣が大切だと知られていますが、先生はかなり早くから提唱されていたんですね。

斎藤 私が機能性医学に興味を持ったのは2005年頃でした。カビの生えた鴨の燻製を食べてしまって大変な目にあったんです。お腹を壊すだけでなく、手足に湿疹が出て、膝の痛みまで出て、腸に支障をきたすと全身疾患につながることを身をもって知りました。それで、当時、腸の再生プログラムに関わる機能性医学を、アメリカに勉強しに行きました。
マキ 元々は産婦人科のドクターでしたよね。そこからさらに視野を広げられたのがすごいです。
斎藤 今、クリニックで行っている点滴療法、栄養療法のきっかけは、産婦人科と、その後の美容皮膚科での治療で、いろんな患者さんを診てきたからこそです。
マキ ここで血液検査をして、不足する栄養素をサプリメントで補ったり、点滴を受けたりするようになって、私も健康意識が高まりました。
斎藤 たとえばマキさんにも処方しているビタミンDは、欠乏することで、アレルギーやがん、多くの生活習慣病と関連があることが明らかになっています。日本人は特に不足している傾向にあって、私は長くその重要性をお伝えし続けていますが、きのこ類など食事から摂取するだけでは足りません。

マキ 実は、これまであまりサプリメント自体を信用していませんでしたが、飲むようになってから、以前より明らかに調子がいいと感じます。
斎藤 よかった!患者さんそれぞれの栄養状態を見ながら、ご自身が本来あるべき体の状態に近づくための治療やアドバイスを行っていますので。
マキ 「病気になったから病院に」ではなく、病気になる前に予防できたほうがいいですもんね。今の自分をキープしたいので、これからも続けようと思います。
マキさんも飲んでいるサプリメントがこちら。





いずれも公式ストア「mdストア by 日本機能性医学研究所」で購入できます。https://www.mdfood.jp/
◆マキ・コニクソンさん
1967年生まれ。 ハワイを拠点に、 世界各国で撮影場所のコーディネートやプロデュースを行う。 “ハワイのマキさん”の愛称で、モデルや俳優、スポーツ選手まで著名人からも親しまれるカリスマコーディネーター。@makikonikson
◆斎藤糧三先生
生活習慣病や慢性病の発症原因に着目し、予防と根本治療を目指す 「機能性医学」で日本を牽引する医師。 米国機能性医学会認定医。 『サーファーに花粉症はいない』(小学館)など著書も多数。@dr.ryozo
◆斎藤クリニック
機能性医学と再生医療を融合させた治療拠点として、2022年に開業。マキさんをはじめ、 多忙で体調管理に気をつかうモデルや俳優、著名人の駆け込み寺的存在として信頼も厚い。
住所:東京都港区南青山 6-6-21-6F
自費診療/治療メニューや診療時間は、下記URLからご確認ください。
https://dr-saito.jp/
撮影/穂苅麻衣 (BOIL)、構成・文/滝沢裕子、衣装協力/MYLAN
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『reShine2025秋号』では、気分が上がる美容・趣味・暮らしの実例やヒントを紹介。特集では“いくつになってもキレイ”の作り方や、ご機嫌でいるための秘訣を、reShine世代=(50~60代の女性たち)である、安田成美さん、高島礼子さん、南果歩さん、松本伊代さん、紫吹淳さん、鈴木砂羽さん、渡辺満里奈さんたちにインタビュー。誰もがおしゃれで粋に見える大人の着こなしについて、同世代の人気モデル、富岡佳子さん、前田典子さんがレクチャー。ほか、京都の大人旅や、白髪・薄毛対策、気になる美容医療など、役に立つトピックスをお伝えします。「付録付き限定版」では、3WAYに使えるマルチパウダー「レカルカ イルミネイトマルチ」の現品付き。
※『reShine』2025年秋号